こんにちは、神戸です。

 


いつもご覧いただき

ありがとうございます。

 

お好きな飲み物でもご用意いただき、

リラックスしながら読んでみて

くださいね。

 

先日、わたしは

「傾聴の学校2nd」の動画教材を

撮影していました。

 

これからこの動画を通じて、

多くの方に“傾聴の大切さ”を

学んでいただこうと

張り切っていた矢先――

 

突然、父から電話が

かかってきたのです。

 


「母さんのことで病院に

一緒に行ってくれないか?」

という一本の電話。

 

正直、わたしの頭の中は

一気に不安と緊張でいっぱいに

なりました。

 

母は今年に入り骨折で入院し、

さらに再入院している状態。

 

もしかして

“もっと深刻な事態” が

起きているのかもしれない……。

 

そんな思いが頭をよぎり、

心拍数が上がっていくのを

感じたんですね。

 

でも、実際に病院へ行ってみると、

医師から告げられたのは

「大手術になるけど、

成功すればまた歩けるようになるはず」

という可能性でした。

 

予想外のニュースに、

ほっと安堵しつつも

胸がぎゅっと締め付けられるような

複雑な思い。

 

「大丈夫かな」

「ちゃんと元通り歩けるかな」

と心配しながらも、

「もし歩けるようになったら、

母とまた旅行に行けるかもしれない」

と未来に希望を持つ自分もいました。

 

そんな、ちょっと現実離れした

慌ただしい半日を通して、

“家族の突然の電話”

がもたらす心理的な動揺と、

それをどう乗り越えるかについて、

今回はお話ししたいと思います。

 

人によっては

「自分も似たような経験があるかも……」

と共感してくださるかもしれません。

 

ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

 

 

  1.心臓を鷲掴みにされる動揺の場面

急な家族からの電話、

とくに親から

「病院に行ってくれないか」

と言われるとき、

私たちの頭にはいろいろな考えや

感情が一気に押し寄せます。

 

たとえば、こんな思いがありませんか?

 

どんな大変な状況に

なっているのだろう……

 

「手遅れ」なんてこと、ないよね……?

 

仕事や予定をどう切り上げれば

いいんだろう……。

 

家族との関係はうまくいっているのに、

それでも突然呼ばれると

動揺してしまう……。

 

家族って、

ときに心を支える大切な存在である一方、

「いざとなったらどうしよう」

という不安も背負わせる存在でも

ありますよね。

 

特に、高齢の母や父の健康問題は、

遠からず誰もが向き合うテーマかも

しれません。

 

わたし自身も、

父からの電話を受けた瞬間、

手が震えたような感覚がありました。

 

「今何が起きてるんだろう?」

「わたしはどう動けばいい?」――

そんな不安でいっぱい。

 

けれど、実際に病院で

母の状況を聞くなかで、

「これからどんなサポートが

必要になるのか」

「うまく行ったとき、

母とどんな未来を描けるのか」

という点に目を向け始めると、

少しずつ落ち着きを取り戻して

いったんです。

 

 

  2.動揺から回復するための大切なこと

こうした家族の一大事に遭遇したとき、

どう気持ちを整理し、

どう行動すればいいのでしょうか?

 

ここで大切なのは、

次のような考え方です。

 

まずは「自分自身の不安や戸惑い」

を認めてOK。


 

パニックになったり、

冷静さを欠いたりすること自体が

“悪い”わけではありません。

 

むしろ、大切な人のことだから

動揺するのは当たり前なんです。

 

次に、家族の状態(病状や今後の治療方針など)

を正確に把握することで、

意外と具体的に対策が見えてきます。

 

「思ったほど悪くはない場合」や

「しっかり治療に専念すれば

回復の余地がある場合」

など、情報を正しくつかむと、

私たちの頭は“やるべきこと”を

冷静に探し始めます。

 

最後に、希望を持つこと。

 

「もし良くなったらどんな未来がある?」

というビジョンは、

あなたや家族の心を支える

大きなエネルギーになります。

 

手術が成功したら

また家族旅行に行きたい――

 

そんなシンプルな“ワクワク”が、

治療やサポートへの原動力に

なってくれますよ。

 

 

  3.動揺を未来を生む力に変える4ステップ

では、具体的にどうすればいいか、

一歩ずつ整理してみますね。

 

1)深呼吸して“動揺している自分”を受け止める

 

電話を切ったあと、

まずはゆっくり深呼吸してみてください。

 

ショックを受けている自分を

「今、めちゃくちゃ動揺してるな」

と受け止めるだけで、

少し肩の力が抜けていくものです。

 

実際、スタンフォード大学の研究(2016年)でも、

意識的な呼吸法が

ストレス反応を和らげると

報告されています。

 

2)現状を把握するための質問を準備する

 

病院に行く前に、

お医者さんや看護師さんに

確認するべきことをメモしておくと安心です。

 

病状、今後の治療、

家族に必要なサポート、

入院や手術の日程など、

いざというとき質問しやすくなります。

 

頭が混乱しがちなときこそ

“書いておく”と落ち着きますよ。

 

3)治療のプランを聞いたら、

今の自分にできる役割を確認する

 

大手術になるかもしれない、

と聞くとドキッとしますよね。

 

でも、不安が大きいほど

「自分にできること」は

意外と存在します。

 

入院中のお見舞いスケジュールや

リハビリの支援、

退院後の暮らしの段取りなど、

家族としての役割を一つずつ

整理してみましょう。

 

4)“うまくいったとき”をイメージしてみる

 

手術が成功して、

母が歩けるようになったら

「どこに一緒に行こう?」

「好きな料理を食べに行く?」

など、ちょっと未来の話題を

想像してみると、不思議と気持ちが

軽くなるんです。

 

脳科学的にも、

ポジティブな未来をイメージするだけで

ストレスホルモンが減ることが

分かっています(カリフォルニア大学 2018年)。

 

 

  【ポイント説明】

ここで大切なのは、

「“自分が不安である” ことに

まず気づいてあげる」

っていう点です。

 

動揺したまま、“何かしなきゃ”

と思ってしまうと、

さらに焦ってしまうんですよね。

 

なので、最初は自分の心を

「そうだよね、怖いよね。

でも大丈夫だよ」

と優しく抱きしめるような

イメージをしてみてください。


 

それだけで、

病院で先生に質問するときの心構えや、

母への接し方、父への声かけなど、

自然と落ち着きを取り戻せますよ。

 

 

  【まとめ】

 

突然の父からの電話で、

母の大手術が決まる――

 

そんな状況って本当に

心臓に悪いですよね。

 

でも、大切なことは

「まず自分自身が不安で

いっぱいになっているんだ」

と気づくこと。

 

そして、正確な情報を集めたり、

家族や周囲とコミュニケーションを

とったりしながら、未来の可能性に

目を向けることです。

 

わたしも今回の経験を通じて、

「急な出来事に一瞬ひやっとしたとしても、

ちゃんと呼吸を整えて向き合えば、

やるべきことは自然に

分かってくるんだな」

と実感しました。

 

まだしばらく母の治療やサポートは

続きそうですが、

「もし歩けるようになったら……」

という希望が、わたし自身の

支えになっています。

 

いつか母を連れて、

もう一度旅行を楽しむ日を

夢見ているんですよ。

 

あなたももし家族の病や

急な呼び出しがあったとき、

今回お伝えしたステップを

思い出してみてください。

 

つらい気持ちや不安に

立ちすくんでしまう日が

あってもいいんです。

 

だけど、そこから一歩進むために

「できる行動」を見つけることで、

家族との絆を深めながら、

未来に向かう力が

湧いてくるはずですよ。

 

最後まで読んでいただき

ありがとうございました。


 

いつも応援していますね。

 


神戸より愛を込めて。

 

 

 

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ありがとうございました。

 

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