お正月に『心に聴くべきこと』ベスト3
先にお伝えしおきます。
この3つの声を
今日「傾聴」してください。
必ず、あなたを理想の世界に連れて行ってくれます!
・「今の自分」への感謝の声
・内なる「好奇心」の声
・「これからの自分」からのメッセージ
「今年は、きっと素晴らしい年になる」
誰もがそんな期待を胸に、新年を迎えるのではないでしょうか?
新年のまっさらな気持ちで
新しい手帳を開き、真っ白なページをめくるときのあのワクワク感。
まるで、これから始まる新しい物語の予感のように、心が高鳴りますよね。
そう、2025年はあなたにとって特別な1年になるかもしれません。
なぜなら、あなたの中には既に「変化の種」が芽吹き始めているからです。
「なんだか今年は違う気がする」
「思い切って、新しいことを始めてみたい」
「自分らしい生き方を見つけたい」
そんな想いが、心の奥で静かに、でも確かに動き始めているのを感じませんか?
実は、この感覚こそが、あなたの人生が大きく動き出すサインなのです。
私は傾聴の専門家として、これまで1万人以上の方々の人生の転機に立ち会ってきました。そこで気づいたのは、誰もが素晴らしい可能性を秘めているということ。そして、その可能性は必ず、小さな「心の声」となって、私たちに語りかけてくるのです。
特に年始のこの時期は、その声が最も澄んで聴こえてくる特別な時。
だからこそ、ぜひこの機会に、あなたの心が届けてくれているメッセージに耳を傾けてみませんか?
今回は、新年に特に意識して聴きたい「3つの心の声」についてお伝えしていきます。これは、表面的なコミュニケーションスキルや心理テクニックではなく、あなたの内側から確実に人生を変えていく、本物の「傾聴」のエッセンスです。
さあ、あなたの心は、どんなワクワクするようなメッセージを届けてくれているのでしょうか?
一緒に、その声に耳を傾けていきましょう。
1. 「今の自分」への深い感謝を聴く
あなたは、どれだけ素晴らしい存在なのか、気づいていますか?
そう、今のあなたは、これまでの人生で無数の選択をし、様々な困難を乗り越え、たくさんの経験を重ねてきた、かけがえのない存在なのです。
ある受講生がこんな気づきを語ってくれました。
「長年、自分の選択は全て間違っていたんじゃないかと悩んでいました。でも、あの転職がなければ今の大切な仲間との出会いはなかった。あの失恋がなければ、本当の愛について深く考えることもなかった。気づいたんです。全ての経験が、今の私を作ってくれていたんだって」
そうなんです。
私たちの人生には、無駄な経験は一つもないのです。
ここで、あなたにも素敵な発見をしていただきたくて、とっておきのワークをご紹介します。
『感謝の宝探しノート』の作り方:
1. 好きなノートを用意します(お気に入りの手帳でもOK!)
2. 以下の3つの質問に、思いつくままに書いてみましょう
・「よく頑張ったな」と褒めてあげたい過去の出来事は?
・今の私を支えてくれている人や環境は?
・最近、こんなところ成長したな、と感じることは?
たとえば、こんな気づきが生まれるかもしれません:
「あの時の勇気ある決断、実は私の強みだったんだ」
「いつも応援してくれる家族がいる私って、恵まれてる!」
「少しずつだけど、確実に前に進んでいる自分が見えてきた」
このワークを通じて、多くの方が驚くような発見をされます。
今まで気づかなかった自分の素晴らしさや、周りからの支えが、鮮やかに見えてくるのです。
カールロジャーズが説いた「無条件の積極的関心」。
それは、まず自分自身に向けることから始まります。
あなたの中には、もっともっと輝ける可能性が眠っています。
その可能性は、今のあなたが持つ力や経験の上に、確実に育まれているのです。
だからこそ、新しい一歩を踏み出す前に、まずは今の自分に心からの「ありがとう」を贈ってみませんか?
その感謝の気持ちが、きっとこれからの人生をより豊かに、より自分らしいものへと導いてくれるはずです。
2.「好奇心」の声を聴く
「あ、これ、なんだか気になる!」
そんな小さなときめきに、最近出会っていませんか?
実は、その何気ない好奇心こそが、あなたの人生を思いがけない方向に、そして確実に良い方向に導いてくれる羅針盤なのです。
ある40代の受講生は、こんな体験を語ってくれました:
「息子が見ていたユーチューブの料理動画が気になって。何となく真似してみたら意外と楽しくて。今では週末のお菓子作りが家族の大切な時間になっています。まさか私が『お菓子作り』にハマるなんて!(笑)」
そう、好奇心に従うことで、思いもよらない才能や喜びに出会えることがあるんです。
でも、よくあるのが、この「好奇心」の芽を、自分で摘んでしまうこと。
「こんなの、私には向いてないかも...」
「今さら始めるのは恥ずかしい」
「失敗したらどうしよう」
ちょっと待ってください!
その声は、あなたの「好奇心(きょうみ)」ではなく、「恐怖(きょうふ)」かもしれません。
では、どうやって「好奇心」の声を大切にしていけばいいのでしょうか?
私がおすすめしているのが『ワクワクコレクション』です。
やり方はとってもシンプル!
①スマートフォンのメモ帳や、お気に入りの手帳を用意
②その日、ふと「いいな」と感じたことを、なんでもメモ
(些細なことでOK!)
例えば:
・通勤途中に見かけたカフェ
・友達が始めたという朝ヨガ
・話題の小説
・気になるオンライン講座
・行ってみたい旅行先
③週末に見返して、実際に試せそうなことを1つ選ぶ
大切なのは、「実現可能かどうか」は、いったん置いておくこと。
まずは「気になる!」という気持ちを大切に集めていくだけでOKです。
すると、不思議なことが起きてきます。
あなたの中に眠っていた「やってみたい!」という気持ちが、だんだん大きな声で語りかけてくるようになるのです。
そして、その声が教えてくれるはず。
次はどんな一歩を踏み出したらいいのか、を。
さあ、あなたの心は今、どんなことに惹かれているでしょうか?
その小さなときめきこそが、きっと新しい世界への入口なのです。
3.「これからの自分」からのメッセージを聴く
「1年後の自分は、今の私に何を語りかけているだろう?」
この問いかけには、不思議な力があります。なぜなら、未来の自分の声に耳を傾けることで、現在の自分が進むべき方向性が鮮明になってくるからです。
実は、この「未来の自分との対話」には科学的な根拠があります。2014年のスタンフォード大学の研究では、理想の未来の自分をイメージすることで、ストレス耐性が高まり、より良い意思決定ができるようになることが示されています。
では、具体的にどのように「これからの自分」の声を聴けばよいのでしょうか。
ここで、私がカウンセリングの現場で実践している「タイムトラベル・レター」という手法をご紹介します。
【タイムトラベル・レターの書き方】
1. 静かな場所で、目を閉じて深呼吸をします
2. 1年後の理想の自分をイメージします
3. その未来の自分から、今のあなたへ手紙を書きます
例えば、こんな書き出しから始めてみましょう:
「親愛なる今の私へ
私はいま、あなたの1年後の未来にいます...」
大切なのは、できるだけ具体的に書くことです。
・どんな環境で暮らしているか
・どんな仕事をしているか
・誰とどんな時間を過ごしているか
・どんな気持ちで毎日を送っているか
このとき、「現実的に可能かどうか」は、いったん置いておきましょう。むしろ「こうなったらいいな」という素直な願いを、遠慮なく書き出してください。
ある受講生は、このワークを通じて重要な気づきを得ました。
「毎日を必死に生きるだけで精一杯だった私。でも、未来の自分からの手紙を書いているうちに、『今の忙しさは、自分の望む未来のために必要なプロセスなんだ』という気づきがありました。それからは、日々の仕事への向き合い方が変わりました」
理想の未来を描くことは、単なる夢物語ではありません。それは、あなたの潜在意識に「行き先」を示す、人生の羅針盤となるのです。
実際、未来のビジョンを明確に持っている人ほど、困難に直面しても諦めにくく、目標達成率が高いことが、様々な研究で示されています。
もし書くことに戸惑いを感じたら、それも自然なことです。最初から完璧な未来像を描く必要はありません。むしろ、日々の小さな気づきを通じて、少しずつ鮮明にしていけばよいのです。
大切なのは、その一歩を踏み出すこと。あなたの中にある「これからの自分」の声に、今日から耳を傾けてみませんか?
【実践のポイント】
「心の声を聴くのは素敵だけど、実際どうやって始めればいいの?」
そんな声が聞こえてきそうですね。大丈夫です。難しく考える必要はありません。まずは、身近なところから始めていきましょう。
■毎日の小さな習慣から始めよう
私がおすすめしているのは、朝と夜の5分間です。
たった5分でいいんです。でも、この5分が大きな変化を生み出してくれます。
【朝の5分でやること】
・今日の自分への感謝を3つ
・チャレンジしてみたいことを1つ
・深呼吸を3回
例えば、こんな感じです:
感謝1:ぐっすり眠れたこと
感謝2:温かい布団があること
感謝3:朝日が気持ちいいこと
チャレンジ:今日は通勤途中のあのカフェに入ってみよう
簡単でいいんです。むしろ、シンプルな方が続きますよ。
【夜の5分でやること】
さて、一日の終わりには、こんなことを書いてみましょう:
・今日の自分、よく頑張ったなと思うこと3つ
・新しく興味を持ったこと(些細なことでOK!)
・明日の自分への期待
■続かないときはどうする?
正直に言いますと、毎日完璧に続けられる人なんていません。
私自身、カウンセラーとして活動していても、時には書き忘れる日もあります。
でも、それは全然問題ありません!
大切なのは、また再開する気持ちを持つこと。
【つまずきやすいポイントと解決法】
✔「何を書いていいかわからない...」
→今の気持ちをそのまま書きましょう
「今日は特に書くことが見つからないな」でもOKです!
✔「続かない...」
→最初は1行でいいんです
「今日も無事に1日終わった」だけでも立派な記録です
✔「理想と現実のギャップに落ち込む」
→小さな一歩に目を向けましょう
完璧を目指す必要はありません
■私のとっておきのコツ
これは、多くの受講生の方に好評なのですが...
お気に入りのノートを用意してみてください。
見るたびにワクワクするような、使うのが楽しみになるような。
私の場合は、気分が上がる青色の手帳を選びました。
開くたびに「今日も書こう!」というモチベーションが自然と湧いてくるんです。
そして、できれば同じ時間、同じ場所で書くことをおすすめします。
私の場合は、寝る前のベッドの中。
静かな空間で、一日を振り返る時間が、今では大切な癒しの時間になっています。
このように、無理なく、楽しみながら続けられる方法を、ぜひ見つけてくださいね。
【まとめ】
新年を迎え、何かを変えたいと思っているあなたへ。
今回お伝えした3つの心の声に耳を傾けること。
・「今の自分」への感謝の声
・内なる「好奇心」の声
・「これからの自分」からのメッセージ
これらは、決して難しいものではありません。
むしろ、あなたの中にすでにある大切な声なのです。
ただ、日々の忙しさの中で、聴こえづらくなっているだけ。
だからこそ、新しい年の始まりに、その声に耳を傾ける時間を作ってみませんか?
きっと気づくはずです。
あなたの中には、もっともっと輝ける可能性が眠っていることに。
そして、その可能性は、他の誰かと比べる必要もなく、焦る必要もない、あなただけの特別なものだということに。
最後に、ある受講生の方の言葉を紹介させていただきます:
「毎日5分、自分の心と向き合うようになって、不思議と視野が広がりました。周りと比べて落ち込むことも減り、『自分らしく』生きていける自信が持てるようになりました」
まずは、今日から始めてみましょう。
小さな一歩が、大きな変化の始まりとなります。
そして、もし深く自分と向き合いたいと感じられた方は、ぜひ「傾聴の学校オンライン」にお越しください。あなたの心の声に、私たちがしっかりと耳を傾けさせていただきます。
新しい年が、あなたにとって心豊かな1年となりますように。