こんばんは。

いつもありがとうございます。

神戸です。

 

先日、

「カウンセラーになるには、

 自己受容できていないと

 ダメですか?」

と、聞かれました。

 

 

  1. カウンセラーの役割とは

 

カウンセリングにおける

カウンセラーの役割は、

傾聴して見守る人。

 

アドバイザーではありません。

 

また、お手本を示す人でもありません。

 

カウンセラーが自己受容できているか

どうかは、重要ではないのです。

 

相談者によりそい、一緒に成長していく。

 

それが良いと考えています。

 

カウンセリングで相談者の話を

聞いていると、カウンセラー自身の

価値観にも気づいていきます。

 

カウンセラーは、相談者の心を

うつす鏡ですが、

逆に、カウンセラーの心も

うつし出されているのです。

 

それを優しく受け入れる。

 

そのあり方があれば、

カウンセラーが自己受容できていなくても、

大丈夫です。

 

 

  2. カウンセリングで傾聴するものは

 

傾聴というと、言葉を聞く

イメージでしょうか。

 

例えば

「上司が私のことを激しく

 批判してくるんです」

「なぜか私だけを標的にして、

 辛辣なことを言ってくるのです」

 

このような言葉を聞いたら、

 

その上司の上の立場の人に

相談したらいいかも。

 

そんな変な上司がいる会社は

やめた方がいいのでは?

 

違う部署に異動させてもらえるように

会社に交渉したら?

 

など、解決策をさぐろうと

してしまうことでしょう。

 

どんな質問をしたらいいだろうか。

 

どんな言葉を引き出したら

いいのだろうか。

 

もしもそう思っているとしたら、

真の傾聴ができていません。

 

真の傾聴は、感情をきくこと。

 

その行動、その言葉にどのような

感情がこめられているのだろうか。

ということです。

 

言葉に込められている感情は、

人によって違います。

 

こんなひどい上司がいるんですという

言葉に、

 

自分ってかわいそう

自分を認めて欲しい

こんな上司は大嫌い

 

など、いろいろな感情が

こめられていて、その感情は、

カウンセラーが思い描いたものとは

違うことが多いです。

 

そこを丁寧にひもといていきます。

 

 

  3. 相談者と一緒に成長していく

 

相談者と一緒に、

言葉に込めた感情をひもといていくと、

価値観に気づきます。

 

カウンセラーは、

相談者の価値観だけではなく、

自分自身の価値観にも気づくのです。

 

それを優しく受け入れる。

 

カウンセラーは、

相談者の心をうつす鏡ですが、

逆に、カウンセラーの心も

うつし出されているのです。

 

カウンセラーは、相談者によりそい、

一緒に成長していく。

 

それがカウンセラーの醍醐味です。

 

真の傾聴について知りたい方は、

ぜひ傾聴の学校に登録してくださいね。

 

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本日もお読みいただき

ありがとうございました。

 

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