こんばんは、
いつもありがとうございます。
神戸です。

カウンセリングで、
相手に共感しようとして、
感情に巻き込まれたことは
ありませんか。

相談者と一緒に泣いたり、
怒ったり。

あるいは、相談者の怒りに
巻き込まれて腹をたてたり。

主体的な視点で話を聞いていると、
相手の感情にのみこまれてしまいます。
 

  1. 言葉だけでは情報は足りていない

 

相談している相手は、
今まで誰にも話したことがないような悩みを、
一生懸命言葉にして話そうとしています。

たどたどしく、
ただの単語の羅列になっていることも
あります。

その言葉だけでは、
悩みの全貌が見えないことも多いです。

それは、
相談者がうそをついている
わけでもなく、

情報を出し渋っているわけでも
ありません。

悩みを理路整然と話せる人は
いないのです。

「これが私の悩みなんです」と
すべて言葉で表現できるとしたら、
言葉にした時点で、
解決への選択肢も浮かんでくるはず。

悩んでいるということは、
言葉にできないものを
抱えています。

話していただいた内容が
すべてではない。

悩みの内容は
本人もわかっていない。

100%完璧な傾聴は無理。

あらかじめそう自覚しておくことで、
カウンセラーの価値観で
判断してしまうことから
抜け出せます。
​​​​​​

  2. 傾聴とは相手の世界にダイビングしていくこと

 

私にとっての傾聴とは、
相手の世界にダイビング
していくことです。

それは、言葉だけではなく、
非言語も感じ取るということ。

表面的な悩みだけを見ている時は、
感情よりも目の前の出来事に
フォーカスしてしまいます。

その時、どう思ったのか。

その感情を持つようになったのは
いつ頃からなのかなど、
感情をたよりに、
相手の世界に飛び込んでいきます。

その感情を一緒に味わうことで、
信頼関係を築いていきます。
 

  3. 相談者の未来を相談者以上に信じる

 

目の前の相談者は、悩んでいて、
幸せという言葉からは
ほど遠いかもしれません。

少し視点を未来に向けると、
明るい未来が見えてきます。

今悩んでる目の前の相手が、
この悩みを乗り越えたら、
どんな素晴らしい未来になるのだろうか。

そう思うと、ワクワクしてきます。

目の前の方の後ろにある、
明るい未来を見ながら、
カウンセリングをすることで、
その明るい未来に一緒に到達できます。

カウンセリングは、
スキルではなく、あり方。

傾聴はスキルを学ぶよりも、
実際にやってみた方が理解が早いです。

傾聴についてもっと知りたい方は、
ぜひ、こちらの傾聴の学校に
登録してみてくださいね。

本日もお読みいただき
ありがとうございました。


  
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