「このようなひどいことがあった」

そう思いながら相談される人もいます。

そのような方に対して、

どのような態度で接しますか?

 

 

  1. 怒りの感情を持っている時に見ているものとは

 

怒りの感情を持っているときのことを

振り返ってみると、

目の前の怒りを感じることのみに

フォーカスしていたなと思いませんか。

 

あの人が嫌い。

こんなにひどいことをされた。

など。

 

怒りを感じることばかりに

目が入っていて、

視野がせまくなっている状態。

 

もしも、それに気づいたとしたら

怒りの感情から距離を置いているから。

 

怒りの感情を持った状態の時は、

視野がせまくなっていることに

気づきません。

 

そのような時に、例えば

「怒りを感じることばかりを見ていますよ。

 もっと周りを見たら、

 違う景色が見えてきますよ」

 

そう伝えたところで、状況は変わりません。

 

 

  2. 第三者目線で見えてくるもの

 

悩みを話している人は、

自分の悩みの内容がわかっているようで、

把握できていないことがほとんどです。

 

相談を聞いている人は、

第三者目線の俯瞰した目線で見ているので、

悩みの原因や状況がわかります。

 

例えば、怒りに支配されている時は

「視野が狭くなっている」など。

 

それは相談者の関心ごとではありません。

 

第三者目線で見ると、

・視野が狭くなっている

・他人のせいにしている考え方を

変えた方がいい

 

など、こうしたらよくなるのに

というものが見えてきます。

 

ただ、その考えを持ったまま

相談内容をきいいていると、

伝えたい、行動を変えたいという

気持ちがわいてくることでしょう。

 

もしも、「こうした方がいいよ」

とアドバイスしても、

そこで変われる人はごくまれです。

 

たいていの場合、

「そんなことを言われても

できないんだよね」となって

終わってしまします。

 

 

  3. 話すことによって広がっていくもの

 

怒りや悩み事を1人で

頭の中で考えていると、

堂々巡りになっていきます。

 

人に話してみるだけで、

自分ってこんなことを考えていたんだと

気づくことが多いです。

 

視野が広がっていきます。

 

話してく中で、

「あっ、こうしていったらいいのでは」と

自分で気づいていくのです。

 

自分で気づくと、見え方も行動も

一瞬で変わっていきます。

 

相手を癒そう、相談にのってあげよう。

そう思ったら、「何をアドバイスしようか」

ではなく、聞き上手になりましょう。

 

相談している本人に

自分で気づいてもらうために

あえて聞いている側の考えや判断は

傍において聞いていくのです。

 

それが真の傾聴。

 

その時の聞いている側の心は、

ポジティブでもネガティブでもなく

その真ん中。

 

相談事を話してい波長にあわせて、

よりそって聞くことができます。

 

話している相手がひとりでに気づき

癒しを受け取っていくことでしょう。

 

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聞き流していただき、

心の癒しを受け取ってください。

 

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はげみになります。

よろしくお願いいたします。

 

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ありがとうございました。

 

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