カウンセリングでは、
悩みを発話していただきます。


悩みの中には、悩んでいるけれど、
その内容はわからず言葉に

できないこともあります。

 

言葉にできないので、
自分は悩んでいるわけではないと
感情にフタをしてしまうことも

あるのです。

 

言葉にできない悩みを、
言葉で表現しないまま

向き合う方法があります。

 

  1.言葉にできない悩みに向き合う方法

 

 

カウンセリングで悩みを聞こうとする時に、
「悩んでいるわけではありません」
と言われたり、沈黙したままで
進まないこともあります。

 

沈黙して、自分の心と向き合うのも、
一つの方法ですが、
別の方法で悩みと向き合うことも

できます。

 

私のカウンセリング手法でいうと
「リリースカウンセリング」
フォーカシングの技法を
元にしたものです。

 

悩みは、はっきりと理解できず、
解決方法が見つかっていないから

悩むもの。

 

言葉にしなくても、体感覚を認め、
受け入れることで、悩みのタネに
たどりつくことができるのです。

 

  2.感情と体感覚は繋がっている

 

 

緊張している時、無意識に
手をグーにしていることはありませんか?


あるいは、胸がしめつけられる

感じがしたり。


胃のあたりがザワザワする

感じがあったり。

 

感情と体感覚はつながっています。


体の感覚に意識を集中することで、
感覚や感情を第三者のように
俯瞰した目で観察できるのです。

 

いつも同じような体感覚がある場合、
慣れてしまって気づいていないことも
あります。


いつも服を着ているので、
服に触れている感覚は
あまり感じていないことでしょう。

 

靴下を履いている感覚も、
通常はあまり感じていません。

 

例えば、突然

「足の裏に何か感覚がありますか?」
と言われて、
「ありません」と答える人もいます。

 

何度か意識をむけることで、
慣れていて気づかなかった感覚に
気づくこともあります。

 

  3.感じられる「何か」を観察する

 

 

感じられる何かを色に例えたり、
形にたとえることで

客観的に観察できます。


その感覚が何と関連しているのか

わかることもあります。

 

そして、感じられる何かを、
入れ物に収納するイメージをすると、
さらに客観的に取り扱えます。

 

収納したものごと取り出して眺め、
そのまま手放すのか、
どこかに収納するのかを
相談者に決めていただきます。

 

悩みをかかえているのが
悪いわけではありません。


悩みを手放したくないというのも
一つの答えです。

 

ただ、手放すのか、
どこかに収納するのかを考えるだけでも、
悩みを客観的に見る第一歩です。

 

悩みの根本原因に気が付く
きっかけになることでしょう。

 

本日もお読みいただき
ありがとうございました。

 

神戸正博公式LINE、始動

 

神戸を応援してくださっている方

に向けて運用している

ちょっと秘密でプレミアムなLINEです。

 

神戸の新プロジェクトや、

それにまつわる進捗の共有

 

神戸の研究の最前線情報なんかも

発信していきます。

 

line_btn