カウンセリングに来た時から
不満そうにされている方がいました。


そのような方をカウンセリングする場合は、
何に注意したらいいですか?

 

このような質問をいただきました。

 

  1.事情をきいて、中止を提案することもある

 

 

ドアをあけて入ってこられた時から
怒っている方もたまに

いらっしゃいます。

 

それは、何か思っていたことと

違ったから。

 

気がつかないふりをして
通常通りにカウンセリングを

始めたとしたら、
心の周波数があわず、

カウンセリングが
なかなか進まないことでしょう。

 

「何か間違いがあったのですか?」

とか
「思っていたことと違うことが

 ありましたか?」
など、何に不満を持たれたのかを
話していただきます。

 

身に覚えのない不満を言われることも

あります。


カウンセリングは、

相談者もカウンセラーも
我慢して行うものではありません。

 

相談者の心も、カウンセラー自身の心も
大切にしながら行うのがカウンセリング。

 

今までに、1000件以上のカウンセリングを
してきた中で、2件ほどですが、
カウンセリングの中止を提案した

案件もあります。

 

カウンセラーにも

カウンセリングを中止にする自由がある。


そう思ってカウンセリングをしていると、
困ったお客さんが来たらどうしようという
不安が軽減されます。

 

  2. こんなことも知らないの?と言われたり

 

 

難しい心理学用語を言ってきたり
業界の有名な先生の名前をあげて
「こんなことも知らないの?」
と言われることもあります。

 

カウンセラー=先生だと

思っていると、
「こんなことも知らないの?」

と言われたら
傷つくかもしれません。

 

もしも相談者の一言で

心がザワザワしたら、
その思いを一旦脇におきましょう。


自分の心がザワザワしていたら、
傾聴の態度が崩れてしまいます。

 

私の場合ですと
「知らなかったです。勉強になります。
 ありがとうございます。」
と相手を認めて感謝を伝えながら

先に進めます。

 

  3. 相談者の行動の真の理由を考える

 

 

カウンセリングで、悩み事の相談ではなく
「こんなことも知らないの?」と
カウンセラーの知識を試してくる場合。

 

投げかけられた言葉に

反応するのではなく、
「なぜこう言っているのかな?」
そう思いながら聞いていきます。

 

相談者は、
この人に悩み事を相談しても大丈夫なのか
確かめている。

 

あるいは「私を認めてほしい」という
思いの裏返しなのかもしれません。

 

自分のことをわかっているようで
わかっていないのが人です。

 

外に怒りを向け、
文句をいう行動の根底にあるのは、
不安や傷つきなど、もろい心。

 

そのもろい心の部分は、
怒りというよろいを

表に出した後でないと
開かない心の扉の中にあることも多いです。

 

相談者を傷つけず、カウンセラー自身も
卑下せず心を傷つけず傾聴していると、
相談者が突然人が変わったかのように
ガラッと様子が変わって、
悩みの相談を始めることがあります。

 

安心安全な環境の中で、
自分を出しても大丈夫なんだと思た時、
少しずつ心の壁が取り払われ、
今まで人に相談できなかったような悩みが
出てくるのです。

 

本日もお読みいただき
ありがとうございました。

 

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