子供時代に毒親に育てられて、
トラウマをかかえたまま

大人になることもあります。


トラウマとは、心的外傷。


特に、幼少期のトラウマは、
「〜をしてはいけない」という
心の禁止令になって残っています。

 

  1.心の禁止令が悩みをつくる

 

 

このような相談者の方がいました。

 

人間関係がうまくいかず、
なぜか孤立してしまいます。


入社して何年かたち、
リーダー的な立場に抜擢される

機会がありました。


リーダーとして人をまとめようとしますが、
人に指示できません。


どうやったら人をまとめられるのかが
わからないのです。

 

人と話すのも嫌になり、

一人でいることが多いです。

 

 

このような悩みです。

 

幼少期の話をきいてみると、
末っ子でとてもかわいがられた

とのこと。


幼少期の思い出はいいことばかりで、
特に不満はなかった様子。

 

カウンセリングで

さらに傾聴していくと

 

・末っ子として振る舞っていた時だけ
・従順にしたがっていた時だけ
・子供っぽくしていた時だけ


かわいがられていたことを

思い出したのです。

 

言われたことだけすればいい。


自分はまだ子供なのだから、
そのようにふるまっていればいい。


従っていれば、

かわいがられて認めてもらえる。

 

このような価値観を持っていることに
気がついたとのこと。

 

  2.自分の価値観に気がつくと反応できる

 

 

「従っていれば、認めてもらえる」
自分の値観に気が付くと、


リーダーとして

やっていこうとした時に、
心がザワめいて

うまくいかなかったワケが
腑に落ちます。

 

子供の頃は、

「従っていれば、認めてもらえる」
という考えを処世術として生きていた。


けれど、
大人になった自分は、

従わなくても、
自分で行動できる。


そう気づいたら、

自分の行動を選べます。

 

リーダーとして人をまとめてもいいですし、
嫌だったら責任ある立場を断ってもいい。

 

リーダーとしてやってみて、
心がザワめいたら、
幼い頃の価値観が残っているんだねと
自分を理解することもできます。

 

  3.心の禁止令が解禁されると才能が見つかる

 

 

幼い頃にかかえていた心の禁止令。


これに気が付くと、

価値観がかわります。


今まで、
「これをやっていはいけない」

と思っていた
価値観がなくなり、やりたいことを
自由にできるようになります。

 

カウンセリングで才能をみつけた。
このような話をききます。


それは、自分の価値観を
客観的に感じるようになり
行動が自由になったから、
才能が開花したのです。

 

本日もお読みいただき
ありがとうございました。

 

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