後悔をかかえていて、いつも気になっている・・・
そんなことはありませんか？
１．後悔から逃げる？向き合う？
カリフォルニア大学バークレー校の
大学院生ジアウェイ・チャン氏の
研究チームは、後悔した後、
気持ちが改善する時としない時の
違いを調査しました。
18〜49歳までの400人の学生に
コンピューターの前に座ってもらい
今までの最大の後悔を
書いてもらうというもの。
そして200人は、やって後悔したことを
書いてもらい、
残りの200人にはやらなくて
後悔したことを書いてもらいました。
その後、400人を3つのグループに分けて
グループA
この後悔について慈しみを持ち、
理解ある視点から自ら話しかけた
場面を想像してもらい、
感想を述べてもらいました。
グループB
自分の長所を正当化するような
視点から自分に話しかける場面を
想像してもらい、
感想を言ってもらいました。
グループC
楽しんだ趣味について
書いてもらいました。
その結果、グループAが、
一番自分を受容し、許し、
自己の向上を強く感じていることが
明らかになったのです。
この結果から、
後悔を乗り越えるためには、
自分の強みではなく、
自分にやさしさを向けることが
後悔を克服する方法だと証明されました。
２．やって後悔していることの中に成長がある
つまずいた、うまくいかなかった、
そんな経験はとてもつらいことでしょう。
では、その経験は
意味がなかったのかというと、
そんなことはありません。
チャレンジすることで
成長しています。
具体的に数値で測れるような
結果が出ると
成長を感じやすいのですが、
自分の成長を感じられないことも
あります。
それは、潜在意識下の価値観の変容や、
悩むプロセスを経験することで
成長していく途中の時。
うまくいかないからやめよう。
そして行動したことを後悔してしまう・・・。
そうなると、成長は止まってしまいます。
３．つまづいた、うまくいかなかった時こそ成長のチャンス
うまくいかなかったと後悔していて、
チャレンジをやめようとしているとしたら、
「今カッコ悪いと思って
チャレンジをやめようとしている」
と気づき、
「そんな時もあるよね」と
自分を慈しみましょう。
またチャレンジしてみようかな、という
向上心がよみがえってくることでしょう。
本日もお読みいただき
ありがとうございました。
