初めてカウンセリングに来た方に接する時、
カウンセラーも相談者も緊張しています。


あなたはどんなことを心がけていますか?

 

  1. 挨拶の声で気がつくこと

 

 

「はじめまして〜」の名乗りの時、
気がつくことがあります。


それは、自分自身の心の状態。

 

気分が上がりすぎているのか
中庸な心なのか
気分が落ち込んでいるのか

「はじめまして〜」の声色に、
その時の気分が透けて見えます。

 

テンションが高すぎても、
これから悩みを話そうとしている
相談者の方と心の周波数があいません。

 

自分の声を聞くことで、心の状態を知り、
心を中庸に整えていきます。

 

  2. 心の距離を縮める方法

 

 

素早く信頼関係を構築するには、
相手との共通点を探すのが良いという
テクニックがあります。

 

出身地や趣味、普段見ているテレビなどで、
共通点が見つかれば、話もはずむことでしょう。

 

でも、共通点が見つからないこともあります。

 

共通点を見つけようとして質問をすると、
その意図が相手にも伝わります。

 

例えば
「良くやっている好きなことは何ですか?」

「ゲームです」

ゲームか・・・。
良く知らないから話が盛り上がらないな・・・。

 

「好きなスポーツは何ですか?」

「ゴルフです」

ゴルフか・・・。
やらないんだよな・・・良く知らないし。

 

そんなカウンセラーの心の声は
なんとなく相談者にも伝わります。


カウンセラーが意図する答えではなかったのだな
というのがなんとなく伝わり、
心の距離が縮まるどころか、
かえって離れてしまうかもしれません。

 

共通点を見つけようとするのではなく、
興味を持って聞くだけで変わってきます。

 

「どこにお住まいですか?」
この答えが、たとえ自分の知らない場所
だったとしても、興味があれば

 

・どのようなところなのですか?
・観光で行くとしたらどのようなものがありますか?
・地元の一番の自慢といったら何ですか?
など。

 

あなたに興味がある。もっと話がききたい。
そう思っていたら、質問は自然にでてきます。

 

  3. 初めて会った相手に興味を持つために

 

 

初めて会った人に興味が持てない。
そう思う人もいるかもしれません。


セルフカウンセリングをして、
自分に興味を持つことで、
他人に対する態度も変わってきます。

 

最強のセルフカウンセリングは日記。

 

日記といっても、
毎日たくさんの文章を書く必要はありません。

 

たったの5行
・今日の反省
・今日の感謝
・今日の自分褒め
・今日の気づき
・明日チャレンジしたいこと

 

私は、パソコンやiPad、
スマホといった電子機器が大好きで
数台持っています。

 

それほど電子機器が好きな私ですが、
日記はノートにペンで書きます。


それは、手書きの文字に
自分の感情が反映されるから。

書くだけで、自分の心と向き合えるのです。


そして、書いた文字を読むことで、
再度、今日の自分と向き合うことができます。


自分自身に興味がわいてきます。

 

自分に興味が持てるようになると、
他人にも興味がわいてきます。


カウンセリングでのあり方も
変わってくることでしょう。

 

本日もお読みいただき

ありがとうございました。

 

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