カウンセラーは、相談者の未来を信じて
カウンセリングを行っていきます。
「会ったばかりの相談者の未来を、
信じるにはどうしたらいいですか?」
このような質問をいただいきました。
1.人の未来を信じる心は、自分の未来を信じる心から
災害時、人を救助するためには
まず自分の身の安全を確保するのが先です。
それは、カウンセリングも同じ。
相手の未来を信じられる人は、
自分の未来を信じている人です。
自分を好きになり、自分に自信を持つことで、
自分の未来が信じられます。
もしも、自分があまり好きではないとか、
自分に自信がないと思っているとしたら、
毎日自分をほめることをおすすめします。
夜寝る前に、1日を振り返って、
やりとげたことを褒めます。
「すごい!頑張ったね!」と。
そして、やりたいと思ったけれど
やっていないこと、
やろうと思ったけれどやれていないことも、
やったことにして喜ぶのです。
「すごい!よくやった!頑張ったね!」
感情をこめて喜ぶことで、
その感情が心に伝わっていきます。
毎日自分をほめて喜ぶことで、
自信につながっていきます。
そして、相手を信じる心にもつながっていくのです。
2.相手に興味を持つ
人は、たくさんの情報の中から、
自分に興味があることしか受け取れません。
相手に興味がなかったら、
相手の情報は入ってきません。
可能性も見出せないことでしょう。
まずは、相談者に興味を持ちましょう。
その方法は、事前アンケートに目を通したり、
相談者のSNSを見たり。
相手のことに興味を持ち、
事前に知っておくと、
挨拶の後、カウンセリングに入るまでの
アイスブレイクの時間の会話が変わってきます。
雑談として「どちらに住んでいるのですか?」
と聞いたとしても、その言葉に込められた感情が
変わってきます。
自分に興味を持ってくれる人には、
話したいのです。
興味を持って傾聴することで、
少しずつ心の扉がひらいていくことでしょう。
3.カウンセリングで人を癒すとは
カウンセリングで人を癒すというと、
カウンセラーが何かをする
イメージかもしれません。
カウンセリングでは、何かを教えたり、
アドバイスはしません。
相談者が、悩みを解決する気づきを得るための場を
提供するだけです。
心を癒すのは、カウンセラーではなく、相談者ご自身。
カウンセラーは、
相談者が悩みを表現できる安心安全な環境を作り、
質問と傾聴を繰り返しながら
相談者を見守っていきます。
カウンセラーのあり方が、
相談者の心を癒す環境を作っていくのです。
本日もお読みいただき
ありがとうございました。
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