カウンセリング養成講座の受講生の方から
ご質問をいただきました。

 

ある相談者の方から
「コミュニケーションを円滑にするためにも、
 自分の感情を知りたい。
 けれども、自分が何を考えているのか、
 感じているのかわからないのです。」

そう言われてしまいました。
どうしたらいいでしょうか。

とのこと。

 

  1. どのような感情を感じないのか思い出してもらう

 

 
 

感情を感じない場合
・ある一定の感情を感じない
・すべての感情を感じない
・感情を感じてはいるけれど、
 モヤモヤとして言葉にならない
・痛みや空腹などの身体的感覚を感じない

など、いろいろなパターンが考えられます。


まずは、感情を感じないとは、
どのような状態なのかを思い出していただき、
そのようすを一緒に思い浮かべていきます。

 

  2. どのような価値観があるのか

 

 

悩みの原因のほとんどが、
幼い頃の親や周りの人からの言葉や、
経験からもたらされます。


たとえば
・感情をあらわした時に笑われたり怒られた
・「男の子は泣いてはいけません」と言われた
・いじめられた


このような経験から、
感情をおもてに出してはいけないと
無意識に思っているのかもしれません。

 

少しずつ、過去の話を聞いていきます。

 

  3. 悩みだけを見続けているとしたら

 

 

感情はわいているのに、フタをして、
何も感じないことにしている場合もあります。

 

・なぜ感じないのだろう。
・なぜ言葉にできないのだろう。


このように悩みばかりに

フォーカスしているとしたら、
心の視線をずらす方法もあります。

 

「自分の感情がわかるようになったら、
 どのような未来があるのですか?」

 

このような質問で、望む未来に心の視線を
ずらします。


・望むパートナーシップが得られる
・職場の人間関係が円滑になる

 

など、思い浮かぶことがあるでしょう。

 

もしかしたら、質問をしても、答えられない
かもしれません。

 

答えが引き出せなくてもいいのです。


沈黙になったとしても、相談者の方は、
心の中でいろいろなことを考え、
味わっています。

 

悩みそのものだけにフォーカスしている
心の視線を、少し引いて、全体を見ることで
心の中が少しずつ見えてくることでしょう。

 

本日もお読みいただき

ありがとうございました。

 

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