カウンセリング養成講座の受講生の方同士で
カウンセリングの練習をすることを推奨しています。

 

  1. どうやって練習したらいいですか?

 

 

先日、カウンセラー養成講座の方に
「どうやって練習したらいいのですか?
 相談者を演じる感じですか?」と聞かれました。

 

相談者の人が、シナリオ通りに
相談者の役を演じているだけでは、
なかなか練習になりません。

相談者役の人は、その時の悩み事を
本気で相談します。

 

そして、カウンセラー役の人も、
カウンセラーとして相談者に傾聴を行います。

 

始めてカウンセリングする時は、
ガチガチで思ったようにきけないかも
しれません。

何を質問したらいいのだろうか。
何か気の利いたアドバイスをした方が

いいのだろうか。
アドバイスをしないと物足りない気がする。


そんなことを感じたりします。

カウンセリングを座学で学んでいた時とは
違う気づきがたくさんあることでしょう。

 

  2. 相談したい悩みが思い当たらないときは

 

 

・知り合いだから照れくさい
・今すぐに相談したいことはない
このような理由で、相談したいことが
思い当たらないこともあります。

 

そんな時は、悩みではなく、
楽しかったことをシェアしあって
聞くというのも、傾聴の練習になります。

 

今、オンラインで傾聴勉強会を

行っています。
始めての傾聴勉強会では、

ブレイクアウトルームで
直近の楽しかったことを話して、
傾聴する練習をしました。

 

相手の話を聞いていると、
ついつい自分の経験を思い出して、
「それわかる〜」とか言ってしまう。

とか、

話をきいているはずが、

ついつい自分の話をしてしまう。

そんな気づきがあったとのこと。

 

  3. 3人で練習するとさらに学びが深まる

 

 

 

カウンセラーの練習方法で効率がいいのが、
カウンセラー、相談者、傍観者の3役に分かれて
練習する方法。

 

3役すべてをやってみることで、
カウンセラー、相談者の気持ちもわかり、
さらに客観的に見れます。

 

第3者視点で見ることで、
カウンセリングのスキルの
・言い回しの方法
・ささる質問
などは、いらないことがわかってきます。

 

カウンセリングにおいては、
刺さる質問はかえって相談者の心を
傷つけます。

 

カウンセラーと相談者とで、
「相談者の悩み」という
一つの映画のシーンを見ている感じです。

 

そこで、イメージできない、
不明な部分を質問してクリアにしていきます。

そして、悩みの原因を一緒に
さがしていくのがカウンセリングなのです。

 

本日もお読みいただき

ありがとうございました。

 

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