例えば小学生の時、親から
「宿題をやりなさい」と言われたら
今やろうとしていたのにやる気をなくした…。
そうつぶやいた経験があることでしょう。
人から言われたらやりたくなくなる。
そのような心理をみんな持っています。
1.なぜ人から言われたらやりたくなくなるのか
人からアドバイスをされると
そんなことを言われても…。
と言いたくなってしまうのは、
変化は危険だと感じる本能からきています。
狩猟をして食べ物を得ていた
太古の時代にさかのぼると、
ちょっとした変化が死につながりました。
ちょっとした変化を見逃さずに対処する。
それが生きていく上での
必須条件だったのです。
それが人の本能として残っています。
人から言われたアドバイスは、
今までやったことがないこと
ばかりでしょう。
無意識のうちに、変化は危険
というストップがかかり、
やりたくなくなるのです。
2.人から言われたアドバイスをあえて受け取ってみる
人から言われたアドバイスが、
生死に関わるようなことではないとしたら、
そのまま受け取ってみませんか。
少しやってみたら
この方法、すごいアイデアだと
思うかもしれません。
自分にさらにぴったりな方法を
見つけるかもしれません。
ワクワクするような世界が
みられるかもしれません。
今までとは違う景色を
見ることでしょう。
3.なぜ嫌なのだろうかと考えてみる
人から言われたアドバイスが
どうしても嫌で、できないことも
あります。
その時は、なぜ嫌なのかを
自分に質問してみましょう。
嫌なのは、人に言われたアドバイスの
内容ではなく、別のところに
あることがあります。
例えば「会社の同僚から
仲間外れにされている気がする」
と相談した時に
「本人に直接聞いてみれば」と
アドバイスされたとしたら。
本人に聞くなんてとんでもない。
無理だ。嫌だ。
そう思ったとしたら
なぜ嫌なのか自分に質問してみましょう。
会社の同僚が嫌いだから
会社の同僚が意地悪だから
など理由が浮かぶことでしょう。
さらに、同僚のどこを嫌いだと思うのか
同僚のどのような態度を
意地悪だと感じるのか
過去に同じような人は
いたのだろうか。
など、深掘りをしていくと、
過去のあの記憶が、
同僚を嫌いだと思わせているのかも。
と気づくことがあります。
人からのアドバイスの受け取り方は、
自分を知るサインです。
なぜアドバイスを受け取らないのか。
なぜそう思うのかなど、
自分を振り返ることで、
自分を知るヒントになっていくことでしょう。
本日もお読みいただき
ありがとうございました。
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