日頃のコミュニケーションで、
話しやすい人と話しにくい人がいるなと
思ったことはありませんか?

 

その違いとは何でしょうか。

 

  1. 無反応の人に話をする場合

 

 

傾聴実践会で、あるワークをしました。
それは、2人のブレイクアウトルームで
・うなずきながら話をきいてくれる人に話す
・無反応のままで話をきく人に話す
という体験。

 

どう感じたのかをシェアしてもらいました。
その結果
無反応の人に話していると
・話しにくい
・言葉がつまる
・相手の顔を見たくなくなる
・普段だと話しながら映像が見えるのに、
 まったく見えない
など。


とても話にくいことがわかります。

 

  2. 感情や態度に矛盾したメッセージが発せられた時の影響は?

 

 

1971年にアメリカの心理学者
アルバート・メラビアンは次のような
結論をだしました。

 

コミュニケーションには
・言語
・声のトーン
・ボディランゲージ
基本的にこの3つの要素があり、
矛盾した内容の場合


・音葉が7%
・声のトーンや口調が38%
・ボディランゲージは55%
でメッセージを受け取るということ。

 

これがメラビアンの法則です。

 

つまり、ボディランゲージが
発しているメッセージを
半分以上の割合で信用するということです。

 

心の中では、相手の話のとても興味があり、
言葉や声色では興味を示したとしても、
表情やうなずきなどの態度が
「あなたの話に興味がある」
と発していないと
不安になるということです。

 

  3. 一生懸命話を聞こうとしている時の表情は?

 

 

一生懸命、話を一言ももらさず
聞こうとしている時の
自分自身の表情を見たことがありますか?

 

自分の表情は自分では
なかなかわからないことでしょう。

 

Zoomのセミナーなどで、
他の人が真剣に話を聞いている時の表情を
見てみるのもいいかもしれません。

 

眉間にシワがよっていたり、
怖い顔をしていることがあります。


真剣に話を聞こうとすると、
思考に集中して、
表情がかたまってしまうこともあるのです。

 

カウンセリングの時、
カウンセラーがうなずきもせず、
怖い顔をしていたとしたら。


相談者の方は、話にくくなり、
こんなことを相談してもいいのだろうかと
思うかもしれません。

 

発話して気づきを得ていただきたいのに、
話しにくい、本当に話していいのだろうかと
思われていたら、心の扉は開きません。

 

真剣に聞いていて、表情や体が
かたまっているのを感じたら、
少しだけ意識して、うなずくように
するといいかもしれませんね。

 

本日もお読みいただき

ありがとうございました。

 

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