・なんとなくイライラする
・それは違うでしょと言いたくなる
・この相談者の方と私とでは
 考え方があわないとジャッジする

 

このように感じたら、
それは相手から聞いた話からきたものではなく
自分が持っている感情です。

 

  1. カウンセリング中にカウンセラーの感情が動いた時は

 

 

カウンセリングをしていて、
自分の感情がゆれ動くことはもちろんあります。


たとえば
・自分としては間違っていると思っている
 価値観にふれた時
・自分が以前悩んでいて克服した悩みについて
 きいた時


このような時に、特にカウンセラーモードから
はずれて、自分の感情が動きやすくなります。

 

自分の感情が動いた時に
「カウンセラーが感情を動かしてはダメ。
 傾聴に集中しなければ」と
自分にダメ出しをして、
感情にふたをすると、相談者に対しても
厳しく接してしまうことがあります。

 

イライラする。
うらやましいと思う。
信じられないという気持ちがわくなど。

感情が動くのは、人間として当然のこと。


自分の感情が動いたのを認識して
その感情を相手にぶつけずに
一旦脇に置けばいいのです。

 

カウンセリング中は、

相談者の話を傾聴し、
伝え返しをして相談者の感情を

映し出します。


カウンセリングをしながら、
自分の感情管理も行っているのです。

 

  2. カウンセラーのセルフカウンセリングとは

 

 

カウンセリング中に、

一旦脇においていた感情を、
終わった後に眺めてみると、
自分の心がみえてきます。


なぜ自分の感情が動いたのか、
自分の心を内観していくのです。

 

たとえば
「ついつい子どもを激しく怒ってしまうのです。」
このような話をきいて
イライラしたのはなぜかを考えていきます。

 

・私は怒りにまかせて子どもをどなったりしない
・子どもをしかるなんて悪いことだ、ありえない
・子どもの気持ちになってみたら、いたたまれない
そんな思いかもしれません。

 

さらになぜ、そのような気持ちに

なるのだろうかと考えていくと、

子どもの頃の記憶に
たどりつくことが多いのです。

 

・親からしかられて嫌だった。
・親からほめてもらえなくて寂しかった。


そのような記憶にたどりつくかもしれません。

自分の心の中にある、癒されていない部分に
気がつくことも多いです。

 

自分の中にいる傷ついた幼い自分を
認めることで、感情が揺れ動いた瞬間に、
あっ、あの幼い頃の自分が

反応いているんだねと気づいて、

自分自身を癒せるようになっていきます。

 

カウンセリングをしながら、
自分自身の感情に気づきます。


セルフセルフカウンセリングを

することで、もっと深い傾聴が

できるようになっていくことでしょう。

 

本日もお読みいただき

ありがとうございました。

 

神戸正博公式LINE、始動

 

神戸を応援してくださっている方

に向けて運用している

ちょっと秘密でプレミアムなLINEです。

 

神戸の新プロジェクトや、

それにまつわる進捗の共有

 

神戸の研究の最前線情報なんかも

発信していきます。

 

line_btn