人との会話の中で、
1. 自分の意見を押し殺し、人の意見を最優先にする。
2. 他人の言うことは聞かず、自分の意見を押し通す。
この2種類のどちらか、あるいは、
場合によって1だったり2だったりかもしれませんね。
1. 人の意見を最優先にしてしまう場合
たとえば
「今度の日曜日にランチに行こう」と誘われて、
本当は用事があるのだけれど、
ランチの誘いを断れない。
あるいは、最近疲れているから
今度の日曜日はゆっくりする予定だったけれど
自分を押し殺して、「わかった」と言ってしまう。
そして、後で後悔・・・。
「私はいつも人の誘いを優先してしまうのです」と
相談を受けたこともあります。
自分を押し殺して人を優先する人は、
意見やアイデアを求められても
答えられないことも多いのです。
せっかく良いアイデアがあっても、活用されず、
評価されることもなく、もったいないです。
それは、
変なことを言ったらどうしよう。
自分なんて自信がない。
そんなダメ出しする自分に支配されているから。
何も言わずに相手の要望すべてを
受け入れるのですから、
相手には好かれるかもしれません。
ただ、心の中にわだかまりや、
本当は別のことを思っているのに言えなくて、
自分を犠牲にしていると思っているとしたら、
ストレスをためこんでしまうことでしょう。
2. 他人の言うことは聞かず、自分の意見を押し通してしまう場合
自分の意見を押し通すことばかりが続くと、
周りの人から嫌われていきます。
実は、自分の意見を押し通して
人を従わせようとするのも、
自分の意見が通らないことへの不満も、
相手への依存の心理からきているのです。
3. 自分も相手も大切にする自己表現
相手を大切にするためには、
相手の意見を最優先にしなければいけないと
思っていませんか?
自分の意見を押し殺すのでもなく、
自分の意見を強引に押し出すのでもない、
第三の自己表現方法があります。
それが、自分も相手も大切にする自己表現。
アサーションと呼ばれるものです。
自分の意見も言い、相手の意見も聞きます。
たとえば
「今度の日曜日にランチに行こう」
と誘われて、今回は行きたくないなと思ったら
「誘ってくれてありがとう。
でも、このところ疲れているから
今度の土曜日はゆっくりしたい。
来週の日曜日はどうかな?」
自分の意見も、相手の意見も尊重して
第三の案を出します。
「いいよ」と言ってもらえるかもしれません。
「それはダメ」と言われるかもしれません。
自分も相手も大切にしつつ、
話し合って第三の案を出していく。
それによって、自分も相手も
心地よいコミュニケーションに
なっていくことでしょう。
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