人の欲求の成長をあらわしたものに、
マズローの5段階欲求があります。

 

人は
①生理的欲求(食欲・睡眠欲・排泄欲など)
②安全欲求
③社会的欲求
(友人や家庭・会社から受け入れられたい欲求)
④承認欲求(多くの人から認められたい欲求)
⑤自己実現欲求
このような段階を経て成長していきます。

 

5段階欲求の最上級にある自己実現欲求。
どのような特徴があるのでしょうか。

 

ホームカウンセラー養成講座では、
自己実現欲求を満たした

自己実現者の特徴を
15個伝えているのですが、


その中の5つをあげると

・現実をありのままに見ることができる
・自分自身に愛のエネルギーを送ることができる
・共同社会感情を持っている
 (共同体に所属し貢献している)
・自己中心的ではなく課題中心的
 (自分自身のことでは気をもまない。
  課題を解決しようとする)
・創造性を持っている

 

このような特徴があります。

 

世界規模で人々に幸せをもたらしている
アーティストやクリエイター、
ノーベル平和賞を受賞するような人たちは、
この自己実現者だといえることでしょう。

 

  1. 自己実現者が行っていること

 

 

世界で影響力を発揮している人たちに
共通していることは
自然に愛を表現しているということ。

 

その形は、歌かもしれませんし、
ダンスかもしれません。


漫画や本、あるいは平和活動かもしれません。

 

共通している点は、表現の場があるということ。

人々に対する自分の愛を表現するために、
命を燃やしている人たち。


それが自己実現者なのです。

 

  2. 私たちが表現する場を持つためには

 

 

学生から社会人になるときに、
就職活動をする人がほとんどでしょう。


就職活動の時は、
就職指導の先生の言葉や本などを
参考にして自己分析を行います。

 

自分の特技は何だろうか?
アピールポイントは何だろうかなど。

 

面接を受ける会社についても、
待遇や給与面だけではなく、
その会社の理念や雰囲気なども
調べることでしょう。

 

この会社に入ったら、
自分らしく会社の役にたてるように
頑張ろう。

そう思って入社したはず。

でも、会社に入ってみたら、
自分らしく振る舞うことができず、
自分らしさを見失っていくことも
あります。

 

一番身近であるはずの自分が
わからなくなり、
悩んでいくのです。

 

人は成長して自己実現したい
という欲求を持っているもの。

自分の魂を表現する場を求めています。

 

しかし、通常の生活の中で
求められるものは、
どちらかといえば自己表現とは真逆の、
言われたことをやる対応。

 

自己をおさえて、
自分の心にフタをして
自分を見失っていくのでは
ないでしょうか。

 

そんな私たちが自分を表現できる場は、
カウンセリング。

 

自分の心を開放し、
モヤモヤと考えていることを、
言語・非言語で表現していくのが
カウンセリングです。

 

自分自身を解放し、表現することで、
自分らしさを取り戻し、
自己実現欲求も満たしていきます。

 

そして、カウンセラーは
相談者の鏡であるのと同時に、
相談者はカウンセラーの心の鏡。

 

お互いの心を映しあっているのです。

相談者が表現することで
自己実現する姿をみて、
カウンセラー自身も
自己実現を思い出していくのです。

 

相談者もカウンセラーも
自己を表現していく場。

 

そんな究極の表現の場が、
カウンセリングなのです。

 

本日もお読みいただき

ありがとうございました。

 

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