カウンセラー養成講座の中で

よく質問されることの一つ、
「初めましての方と打ち解けるときに
 何を話したらいいですか?」
ということ。

 

そんな時に私が答える内容は・・・

 

  1. カウンセラーとしての第一歩

 

 

まずは、「人に興味を持つこと」

だと思っています。

 

初めて会った人との会話を円滑にするためにも、
カウンセリングをやっていく上でも
大切なことの一つが
『人に興味を持つこと』

 

人に興味を持つとは何?と思うかもしれませんね。

 

  2. 人に興味を持つとは

 

 

人に興味を持つとは、
恋愛と似ているのかもしれません。

 

相手が、何に興味があって、
何が嫌いで、どんな価値観を持っている?


それを、知りたいと思う心。

 

他人と自分とでは、
考えていることが全然違います。

 

同じ物事を、同じように感じないのです。

 

だから私は、他の人の価値観を知るために、
小説や漫画を読みます。

 

あるいは、本の目次を斜め読みして、
著者の価値観を感じることもあります。

 

こんな考え方もあるんだ、

こんな感じ方もあるんだ。


そう思えることで、人に興味がわいてきます。

 

  3. 初めましての場面で話すこと

 

 

よく、天気のことを話題にするといいとか、
今、ニュースになっていることを

話題にするといいとも言われますね。

 

ですが、天気や時事ネタでは、
相手に信頼してもらうのは

難しいかもしれません。

 

私は、まず相手に興味を持ちます。


そして、相手のことをきくのです。

 

「どちらからいらっしゃったのですか?」
「電車は混んでいましたか?」
「Facebook拝見しました。

 ○○がお好きなのですか?」
など。

 

相手が話しやすいことを話題にします。

ただし、時間を取りすぎないように。
5分以内を目安にしています。

 

そして、本題に入っていきます。

 

そうはいっても、
思い通りにいかないこともあります。

 

最初から、

こちらが口を挟めないくらいの勢いで
話してくれる人もいます。

 

反対に、最初から泣き出す人もいます。

 

話しかけても、ポツポツと話して、
途切れてしまう人もいます。

 

反応は人それぞれ。


どのような反応が返ってきても、
ありのままを受け入れるだけです。

 

「〜なのですね。」と。

 

コミュニケーションに正解はありません。


ただ、あなたが思っている感情は

相手に伝わります。

 

「あなたに興味を持っています」という気持ちが、
カウンセラーが発する言葉の中に入り、
相手に伝わるのです。

 

『どのような気持ちで相手に接するか』
が大切なのだなと思っています。

 

本日もお読みいただき

ありがとうございました。

 

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