「夢はなんですか? やりたいことはなんですか?と
 きかれても、よくわからないのです」

そう相談されました。

 

自分のことってよくわからないなと

思ったことはありますか?

 

  1. 開放の窓とは?

 

 

ジョハリの窓をご存知でしょうか?
心理学者ジョセフ・ルフト氏と
ハリ・インガム氏が発表した、
「対人関係における知ることの図式モデル」です。

 

人の心を窓にたとえて、

4つの窓で表現しています。

 

開放の窓 自分も他人も知っている自分自身
盲点の窓 自分は気付いていないけれど、

                    他人は知っている自分自身
秘密の窓 自分は知っているけれど、

                    他人は知らない自分自身
未知の窓 自分も他人も知らない自分自身

 

自分が何をしたいのか、

何をしたらワクワクするのかを
知っている人は、

「開放の窓」が広いのです。

 

逆に、「夢はなんですか?やりたいことはなんですか?」と
きかれてもわからない人は、

開放の窓が狭いのです。

 

夢ややりたいことがないわけではなく、
心の奥に隠れていてわからないだけだ、

といえます。

 

  2. なぜ夢ややりたいことがわからなくなってしまったのでしょうか?

 

 

夢や、やりたいことがわからない人は、
何をしたら自分が楽しいのかが

わかっていない人です。

 

・幸せを感じてはいけない
・何をしても楽しくない
・楽しみ方もわからない
・何をやってもおもしろくない
・人生は苦しいものだと思っている

など。

 

実は、「楽しんではいけない」という
心のフタがあるのです。

 

楽しいことが目の前にあるのに、
わざわざ苦労してやりがいを
みつけようとしてしまうのです。

 

仕事のやり方でも、大変な方を選ぶ。


楽な方法があったとしても、

それを選択しない。

そんな傾向があります。

 

  3. やりたいことがわからなくなった原因は?

 

 

悩みのタネは、
幼少期に形成された価値観によることが多いです。

たとえば


・冷蔵庫のプリンを一人で食べたら

 親から怒られた
・ゲームをして楽しんでいたら怒られた
・遊んでいたら早く勉強しなさいといわれた

 

このような状態の中で

「楽しんではいけない」
という価値観ができた

可能性があります。

 

真の心が楽しい、うれしいと

表現しているときに、
親からダメだといわれて、
「楽しむのはダメなんだ」という
価値観が潜在意識にすりこまれたのです。

 

そのまま大人になり、

その価値観は強化されていきます。

 

喜ばない、感動しない、興奮することもない。
ワクワクにフタをした状態に

なってしまうのです。

 

過去に、楽しむ場面で

否定されたことがありませんか?

 

過去をゆっくり、ていねいに

振り返っていくことで、


「あっ、あれかもしれない」

と思い当たるかもしれません。

 

「楽しんではいけない」

という価値観が
自分の中にあるんだ、

そう気がついたとき、受容できます。

 

そして、開放の窓が広がり、
夢ややりたいことが

見えてくることでしょう。

 

本日もお読みいただき

ありがとうございました。

 

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