何かに悩んでいる時、
どのような状態になっているのか、
客観的な視点でとらえたことはありますか?
1.何かに悩んでいる状態とは
例えば、上司が自分のことを認めてくれず、
いつも怒られていることに悩んでいるとしたら、
・上司が顔をしかめて自分の方を見た。
何か怒っているのかな
・上司がコソコソ何かを話している。
自分の方を見ながら話している気がする。
私のことを言っているのだろうか
・挨拶したのに、上司は挨拶を
返してくれなかった。
無視された。私のことが気に入らないんだろうな
など、すべてネガティブなこととしてとらえて、
さらに悩みが深まっていきます。
悩んでいる時は、「悩み」だけを見続けているので、
すべての情報が悩みと結びついてしまうのです。
自分が悩んでいる時は、
悩みを見続けている自分に
気がつかないかもしれません。
周りの人の悩みの相談にのると、
悩んでいる状態が客観的に見えます。
悩みを見続けている状況に
気づくことでしょう。
2.何度も繰り返す悩みとは
悩みの中には、繰り返される悩みがあります。
例えば、上司が怖いという悩み。
転職して、周りの人がすべて
変わったはずなのに、
上司が怖いという状況は
同じだったりします。
そして、同じような状況で、
同じような感情を持つようになると、
その感情は強化されていきます。
上司が怖いという思いが強化されて、
ちょっとしたことでも、
上司に嫌われている、すぐに怒られる…
と心が反応するのです。
悩んでいる時の自分を
振り返ってみましょう。
・どんな時に不安になりますか?
・どんな人がいると不安になりますか?
・どんな言葉を言われたら不安になりますか?
不安や不満、怒りなど、
大きく感情がゆさぶられた出来事を、
後でメモしておくと、
自分の感情が揺れる時のパターンが見えてきます。
3.反応は選択できる
上司を見たと、怒られる気がして
恐怖を感じる。
そう気がついたとしたら、
次に上司に会った時に、
自分自身を観察してみましょう。
上司を見た瞬間、怖いという感情を
選択している自分に気づくことでしょう。
その感情は、選び直すことができます。
上司に結びついている
怖いという感情を手放して、
気にしないを選ぶこともできるし、
感謝を選ぶことも、
それ以外の感情を選ぶこともできます。
あなたは、どんな感情を選びますか?
心は組み替えることができる。
そう気がつくと、悩み自体が
消えていくことでしょう。
本日もお読みいただき
ありがとうございました。
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