カウンセリングをする時に

 

お客様を癒したい

悩みを軽くしてあげたい

お客様によりそって役に立ちたい

 

など、いろいろと

思うことでしょう。

 

その思いがつのるほど

気になるのが、

 

お客様を癒せるような言葉が

あったら知りたい。

 

かもしれません。

 

 

  1.これを言ったら正解という言葉はある?

 

 

カウンセリングで、

この言葉を伝えたらお客様が

癒されるといった

魔法の言葉はありません。

 

悩みの解決方法を知っているのは

相談者だけ。

 

そして、悩んでいることは

悪いことではありません。

 

今、悩むことがその方にとって

必要なことだから悩んでいる

というのも事実です。

 

カウンセラーが、

悩んでいる状態は辛いし大変だ。

悩んでいる状態は良くない。

なんとかして癒してあげよう。

 

そう思っていると、

悩んでいる相談者を認めることができずに

アドバイスをしてしまいます。

 

悩んでいても素晴らしい。

 

そう受け止めて見守っていくのが

カウンセラーです。

 

カウンセリングで癒されるとしたら、

相談者本人が癒されるのを

選択するだけ。

 

カウンセラーがやることは、

お話を傾聴することだけです。

 

「あなたのお話をもっと聞かせてください」

そう言って、お話を伺っていきます。

 

 

  2.悩みを言葉にすることで、新たな扉が開いていく

 

 

頭の中でモヤモヤと考えていたことを

ノートなどに書き出したことは

ありますか?

 

頭の中で考えていたら、

堂々巡りしてモヤモヤしたまま

だったのに、

 

ノートに書き出しただけで

なんとなく整理できてスッキリ

した。

 

そんな経験があるかもしれません。

 

言葉にしてみると

モヤっとしていたことが

明確になっていきます。

 

そして、その言葉をみると、

その言葉に張り付いていた

感情から分離され、

悩みがシンプルになったりします。

 

カウンセリングの場合、

ただ悩みを言語化するだけではなく、

カウンセラーの質問に

答えようとすることで、

さらに悩みが明確になっていきます。

 

悩みについて自分が話している言葉を

自分の耳できいて、

カウンセラーから伝え返される言葉を

耳で聞いてさらに理解が深まって

いくのです。

 

そして、今まで気づかなかった

心の扉が開いていきます。

 

 

  3.悩み続けるのも悩むのをやめるのも相談者次第

 

 

悩み続けるのも悩むのをやめるのも

相談者次第。

 

カウンセラーが、こうした方がいいと

仮にアドバイスしても、

本人が納得しないと動けません。

 

アドバイスを聞いた時は、

とてもいいことを聞いたな。

学びが深まったな。

なんだかいい時間だった。

 

そう思ったとしても、

聞いただけで終わりなら

何も変わりません。

 

本人が「こうしていったらいいのかも」

と気づき、行動していくことで、

状況が変わっていきます。

 

それを見守るのが

カウンセラーです。

 

だから、カウンセラーが

相談者にかける言葉は

アドバイスではなく、

 

「あなたの話をもっときかせて」

だけです。

 

本日もお読みいただき

ありがとうございました。

 

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