カウンセラーは、相談者の悩みの真の原因を、

相談者と一緒に探す人。

 

相談者自身が悩みの真の原因を探して

癒していくのを、見守る人です。

 

「カウンセラーは愛のプールの建築家」だと

表現しているのですが、

愛のプールを作っても、

そこで泳ぐかどうかは相談者しだい。

 

カウンセラーが愛を与えるのではなく、

愛を受け取るかどうかは相談者しだい。

 

どちらであっても、広い心で見守っていくのです。

 

  1. 愛の状態になるにはどうしたらいいの?

 

 

「カウンセラーは愛のプールの建築家です」

というと、聞かれることがあります。


「愛の状態になるにはどうしたらいいのですか?」と。

 

愛の状態で、人を信じるというのは結果。

そのプロセスの中には

「自分を愛すること」があります。

 

カウンセラーは日常から自分自身を愛し、

いたわることが大切です。

 

あなたは、日頃から自分に愛を送っていますか?

 

  2. 愛の残存量を増やす方法

 

 

イライラしていて、

心がトゲトゲしているときに、

たまたま話しかけてきた家族や友人に

八つ当たりしてしまったことはありませんか?

 

自分に余裕がないと、

人にも厳しくなってしまいます。


それはカウンセリングの場でも同じ。


カウンセリングだから、

心を切り替えようと思っても、

人の心は180度カチッと

切り替えることはできません。

 

あなたの心がイライラや怒り、

あきらめなどでいっぱいになっていたら、

相談者の話を愛の態度で傾聴したくても

難しいでしょう。


だからカウンセラーは、

カウンセリングの時だけではなく、

日頃のセルフカウンセリングが大切です。

 

心の中を愛で満たしておきましょう。

 

その手段としては
・自律訓練法
・ブレインダンプ
・感謝日記
・宝地図手帳
などを活用しています。

 

自律訓練法はこちらの動画を活用してください。

 

 

 

ブレインダンプとは、

脳の中にある考えをすべて出し尽くすこと。


イライラしていること、

怒りやあきらめを感じていることは

すべてノートに書き出してしまいましょう。


そしてネガティブなことだけではなく、

やってみたいこと、願っていること、

すきなこともノートに

書き出してみましょう。

 

 

例えば服の整理をするときには、

一旦服を全部引き出しから

出すのではないでしょうか?


すべて出してから、

欲しいものといらないものを分けて、

いるものを再度収納する。

 

そんな感じだと思います。

 

イライラしたり、怒りやあきらめなどの

ネガティブな感情、

やってみたいことや願っていることなど

ポジティブな感情も書き出してみると、

心がすっきりしてきます。

 

私が伝えている「宝地図手帳」では、

できたらいいなと思っていることとその写真、

未来の自分から逆算した予定を書きます。

 

手帳にある未来に自分を見ているだけで、

愛のエネルギーが給油される感じなのです。

 

私はこれらを使って、心の中を

愛で満たしています。

 

カウンセリングをしていると、

相談者を共感し受容できるのは

カウンセラーの愛の残存量しだいだと

気がついていきます。


カウンセラーの愛の残存量が少なくなっていると、

相談者の話を愛の態度で客観的に聴くのが

難しくなってくるのです。

日頃から、セルフカウンセリング、

セルフラブを大切にしていきましょう。

 

優しいカウンセリングのヒントになったら

うれしいです。

 

本日もお読みいただき

ありがとうございました。

 

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