与えられた仕事がうまくできなかったり、
人に怒られたり、思うように

いかないことがあると、
自分を責めてしまう・・・
そんなことはありませんか?

 

そのまま自分を責め続けても、

状況は変わりません。

 

  1. 自分を責めそうになった時に考えて欲しいこと

 

 

 

自分を責めている時に考えていることは

何でしょうか?


できなかったことや、

うまくいかなかったこと
だけでしょう。

 

他に、良いことも、楽しいことも
いっぱいあるはずなのに、
見えていない状態。

 

たとえば
上司から怒られて、「自分なんて」と
落ち込んでいるんだな。

 

こんな風に自分の状態に気がつけたら、
自分に対する対応を

変えられるかもしれません。

 

友だちが落ち込んでいたら、
「大丈夫?」と声をかけるのでは

ないでしょうか?

 

自分が落ち込んでいると気づけたら、
自分にも優しい言葉をかけて

あげられるかもしれません。

 

  2.自分の状態に気づくには

 

 

自分の状態に気づくには、普段から
「今、自分は何を感じているのだろうか?」と
好奇心を持って自分を感じる練習を

することです。

 

普段から今の感情に気を配ると、
自分の状態に気づけるように

なっていきます。

 

・なぜこんなこともできないんだ。
・なぜ同僚のAさんはできるのに、

 自分にはできないの?

 

たとえばこんな風に自分を責めていると
気づいたら
「本当にそうかな?」と自分に聞いてみると
いいですね。

 

責めているのは自分だけということに
気がついていくことでしょう。

 

  3. ストレスを減らす方法

 

 

自分を責めているのは自分だけ。
たとえそれに気がついたとしても、
やはりストレスは感じるかもしれません。

 

ドイツのゲーテ大学の研究チームが、
ストレスを軽減を調べる実験を

行いました。

 

平均年齢21歳の159名にストレスの感じ方と、
元の状態にさがるまでの時間を

観察したのです。

 

・Aグループは、ストレスを感じる前に
 20秒他人からハグをしてもらう

・Bグループは、ストレスを感じる前に
 自分の体に20秒触れてもらう

・Cグループは、何もしない

 

この後に、ストレスを感じる行動
「人前で自己紹介をしてもらい、
 いくつかの算数の問題に

 挑戦してもらうこと」を
やってもらいました。

 

その間、心拍数を測定し、
数回にわたり、

唾液からコルチゾールを
採取して測定したのです。

 

人はストレスを感じると
コルチゾールが分泌されます。

 

AグループとBグループは、
何もしなかったCグループに比べて、
ストレスが小さかったのです。

 

そして、自分の体に触れたBグループは、
ほかのグループの人よりも、
ストレスが元の状態に下がるのも
早かったのです。

 

この実験結果から、
自分の体に触れることで、
心をコントロールできることが

わかります。

 

子どもが不安そうだったら、
親は抱きしめて、

励ましてあげることでしょう。

 

それと同じように、自分をだきしめて
あげましょう。

 

自分を責めたり、落ち込んでいる時、
落ち込みそうになっている時は、
自分自身をハグして「大丈夫」と
自分に言うことで、
心が落ち着いていくことでしょう。

 

本日もお読みいただき

ありがとうございました。

 

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参考記事

https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S2666497621000655