今、悩みを持っている方は、

不快に思われるかもしれませんが、

実は悩み続けていることには

理由があります。


それは・・・

 

  1. 脳は意識することを探し続ける

 

 

ハーバード大学で、ある実験が行われました。
ボランティアを募り、

画面にたくさん表示される顔をみて、

それが驚異的かどうかの判断を

してもらうというものです。


驚異的に見えるものから、

まったく無害に見える顔まで

たくさんある中から判断します。

その結果、

画面に映し出された驚異的な顔の数が

減るほどに、参加者の「驚異的」の定義が

拡大されたのです。

 

つまり、驚異的な顔が見つからなくなると、

それまで無害だと判断していた顔まで

驚異的だとみなすようになったのです。

 

これは、脳が、意識が向いているもの

「驚異的な顔」を探し続けていて、

なかなか見つからない場合は、

ちょっとした違いでも

「驚異的である」と判断しながら

探し続けているということ。

 

これは、悩んでいることも

同じだといえます。

 

たとえば

「夫が私に冷たい態度をとっている気がする」

という悩みをお持ちのAさん。


たとえ、夫が冷たい態度をとっていない日が

あったとしても、少しでも冷たい感じだったら、

「今日も冷たい態度をされた」

と判断して悩んでいるのかもしれません。

 

悩み続けて、意識をそちらに向けている限り、

ちょっとした違いでも

悩みに該当するものを

見つけ出そうとしている可能性があるのです。

 

  2. 実はメリットも隠れている

 

 

実は、悩みを持つことで、

メリットを得ている部分もあったりします。

 

たとえば私の場合。

逆DVを受けていた元妻と、

なかなか別れられなかったことには

理由がありました。

 

今にしてみれば、わかることなのですが
・「逆DVを受けているけれど、

  尽くしている自分」をすごいと思っていた
・自分を必要としてくれている、

 自分の居場所があると思っていた
・家庭のことを理由にして

 会社を休んでもいいと自分に許可していた

 

そんなメリットがあったから、

悩みを握ったまま何年も悩み続けていたのです。

 

  3. 悩んでいるあなたも、あなたの一部

 

 

悩んでいるのはダメ、

ポジティブじゃなきゃダメ。

そう思っている人もいます。


私は、悩んでいる自分も、

悩んでいない自分もどちらも、

素晴らしいと思っています。

 

もし、今悩みを持っているとしたら、

悩みを持っているあなたを、

否定しないでください。


悩みを持っているあなたも、

あなた自身。

 

そのままですばらしいのです。

 

悩んでいるあなたもすばらしい。

 

すべてを忘れて、何かに没頭しているあなたも

すばらしい。


「自分自身のすべてを受容して、

 自分自身のことを高いところから

 見つめているもう1人の自分」

を想像してみてください。

 

親になったつもりで、

自分自身を温かい視線で見つめると、

見え方が変わってきます。


・人に認めてもらいたかったから

 頑張りすぎちゃたんだね
・人に注目してほしかったから、

 人に冷たくあたってしまったんだね

など。

 

そんな風に、客観的に見つめ、

親のような愛で

自分を見られるようになったら、

あるがままの自分を自然に受け入れられます。

 

そして、自分自身を喜ばせるには

どうしたらいいのかを

考えてみてください。


自分自身を喜ばせて、

気分良く生きていくと、

幸福度が上がっていくことでしょう。

 

本日もお読みいただき

ありがとうございました。

 

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