人に自分の考えを伝えるのは

難しいと思っていませんか?

 

例えば、会社帰りに

「今日の飲みにいかない?」と誘われた。
今日は早く家に帰って読書しようと

思っていたけど。


断ったら仲間外れにされるかも。

でも、本当は気が向かない。

昨日のうちから誘ってくれたら

よかったのに。

 

と内心思いながらも何もいえずに

「あっ、わかった。」と言ってしまう。


こんな感じでしょうか。

 

あるいは
「なんでもっと早くから

 言ってくれないの?

 こんな直前に言われても

 困るよまったく」

と怒ってしまう感じでしょうか。

 

  1. 自分の考えを伝えるのが難しいのはなぜ?

 

 

もしも自分の考えを言ってしまったら

嫌われるかもしれないと思い、

言いたいことをのみこんでしまうことも

あるでしょう。

 

あるいは、逆に言いたいことが言えても、

相手に不愉快な思いをさせたり、

自分の考えを押し付けたり、

相手を傷つけてしまうかもしれません。

 

では、どうやって言えば、

相手に不快な思いをさせずに、

自分の考えを伝えることが

できるのでしょうか?

 

自分も相手も大切にする自己表現の方法に

「アサーション」というものがあります。

 

  2. あなたの自己表現方法はどちら?

 

 

『アサーション入門』平木典子著 講談社現代新書

に自己表現方法の3つの分類が紹介されていました。

1)非主張的自己表現
2)攻撃的自己表現
3)アサーティブな自己表現

1) 非主張的自己表現とは
 言いたいことがあっても、言わない、

 言えないことです。


 自分の意見を言わず相手に従うことで、

 表面的には「いい人」と思われるかも

 しれません。


 しかし、「本当はこう言いたかった」

 「どうせ私の意見は通らないから言わない」

 「相手に任せておけばいいのでは」

 など、卑屈・依存的な面もあります。


 相手とわかりあうことが難しく、

 「あの人は何を考えているのかわからない」

 と思われてしまう可能性もあります。

 

2)攻撃的自己表現とは
 言いたいことを一方的に、

 「〜しなさい」と命令口調で

 言ってしまうのが、攻撃的自己表現です。


 自分の意見は相手に伝わりますが、

 相手は指示や命令をされたように感じて

 反発するかもしれません。

 

3)アサーティブは自己表現とは
 自分の言いたいことをはっきり言います。

 例えば、先ほどの飲みに誘われた場合
 「誘ってくれてありがとう。

  でも、今日は用事があるので

  帰ります。また今度行きましょう」

 とか。

 

 あるいは、
 今日は家に帰って読書しようかと

 思ったけれど、

 飲みにいくのもいいかもと納得して

 「いいね、飲みに行きましょう」

 と答えることになります。

 

  3. アサーションを使って自己主張をする方法

 

 

自分も相手も大切にする

自己表現の方法は、

「自分もOK、相手もOK」という言い方。

 

それは、「私は〜思うので〜」

という伝え方です。

 

うるさいから静かにしてほしい時。
だまって睨むでもなく、

「うるさい」と怒鳴るでもない

伝え方。

 

「私には声が大きく感じるので、

 声を小さくしてほしい」と表現します。

 

何かを人に伝えたいと思った時

「私は〜なので、〜してほしい」と伝えると、

相手に不快な思いをさせずに

自分の気持ちを伝えられることでしょう。

 

本日もお読みいただき

ありがとうございました。

 

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