あなたは心が落ち込んでいるときは、

どんな音楽をききますか?

 

もしかして、心が落ち込んでいるときは、

無理にでも明るい元気な

音楽をきいた方がいいのかも?

と思うかもしれませんね。

 

アメリカ・サウスフロリダ大学で

このような研究がおこなわれました。

 

うつと診断された女子大生38名と、

うつではない女子大生38名を対象に、

悲しい曲、明るい曲、中立の曲を

30秒きいてもらい、

「もう一度ききたい曲はどれですか?」

と質問しました。

 

その結果、うつの参加者は

悲しい曲を選択する傾向があったのです。

 

  1. なぜ、うつ病の人は悲しい音楽を好むのか?

 

 

うつの参加者が、悲しい曲を選んだ理由は
・リラックスできるから
・慰めになるから

とのこと。

 

他の実験でも、悲しい音楽をきいて

「元気になった」「悲しみが薄れた」

という回答が得られました。

 

  2. 悲しい音楽で元気がでる?

 

 

うつ病ではない人に、

落ち込んだときに悲しい曲を

ききたくなる理由を調べた別の研究では、

「悲しい音楽は支えてくれる友達のような感じ」

という感想が得られています。

 

心が疲弊している時、

無理に明るい音楽をきこうとしても、

うるさく聞こえて、

イライラしてくるかもしれません。

 

そんな時は、穏やかで落ち着いた曲調の音楽を

試してみるのもありでしょう。

 

  3. 音楽をきくとなぜ元気付けられる?

 

 

音楽は、心を落ち着かせたりしてくれますよね。

なぜ、音楽をきくと元気付けられるのでしょうか。

 

耳からきいた音楽が、

脳の報酬系に届き、

おいしい食事やギャンブル、アルコール、

薬物、お金に対する快感と

似た反応をするからなのです。

 

心が落ち込んでいるときや、

ストレスを感じた時、

無理にでも明るい曲をきいたほうが

いいわけではありません。

 

明るい曲でも、悲しい曲でもいいのです。


あなたのお気に入りの曲をききながら、

一息つく時間が持てるといいですね。

 

本日もお読みいただき

ありがとうございました。

 

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