この頃、ふさぎこむことが多い。

何をしても楽しくない。

なぜ生きているのかよくわからない。


そんな不安やストレスをかかえている人も

います。

 

ダービー大学心理学者Paul Gilbert博士によると、

自分に対して、「負け組」と思い込んだり、

「全然ダメだ」と評価するような、

自己批判がストレスの原因になるとのこと。

 

ストレス原因となる不安の解消に、

「思いやり」が効果的であると

指摘しています。

 

  1.不安を解消する「思いやり」

 

 

自分のことを批判してしまうこと。

これは、反射的に起こる

物事への批判的な衝動が原因

だと考えられます。


最初は、他のものや他人に対する批判

だったのかもしれません。

 

でも、批判することが習慣になり、

自分自身に対しても

過剰に批判的になってしまう…。

 

そして「不安」が形成されて

しまいます。

 

これを解消する手段の一つが、

「思いやり」を持つこと。

 

何かに失敗して、

「だから自分はダメなんだ」と

批判してしまう。

 

そんな気持ちをちょっと抑えて

深呼吸してみましょう。

 

思いやりを持って別の角度から

見てみようかな。

と思うことで、自分に寛容に

なっていきます。

 

  2.自分の中の裁判官を見つけよう

 

 

あなたは、完璧主義者でしょうか?


「なんでこんなこともできないんだ。

 だからダメなんだ」

そう思うとしたら。


「だからダメなんだ」の中身を

分解してみましょう。

 

・他の人はできるのに、

 自分だけ失敗してしまった
・ちゃんとできるはずなのに

 できなかった

 

そんな「ちゃんとできなかったからダメ」

ということかもしれません。

 

では、「ちゃんとできない」

と困ることはなんでしょうか?
・人と比べて自分の方が

 劣っている気がする
・自分としては完璧にやりたかった
そんなところかもしれませんね。


よく考えてみると、

「ちゃんとできない」ことで、

困る人は特にいなかったりします。


あなたのことを批判している人は

誰もいないという状況かもしれません。


もしかしたら、

あなたのことを責めているのは、

あなたの中の裁判官だけかも

しれませんね。

 

  3.幼い頃に「ちゃんとしなさい」と叱られたことはありますか?

 

 

実は私も、完璧主義で、自分に厳しい人です。
以前は、いつも

「だから自分はダメなんだ」とせめて、

自分を認められませんでした。


今にして思えば、いつも自己批判して、

ちっぽけな自分を演じていました。


その根本原因を考えた時、

幼い頃に兄や姉と比べられて

「ちゃんとしなさい」と言われていたことを

思い出しました。

 

大人になって、もう親から

「ちゃんとしなさい」

と怒られることはないです。


でも、自分の中に親のような裁判官がいて、

「ちゃんとしなさい。

 だからダメなんだよ」

と怒り続けていたのです。

 

自分の中の裁判官に気づいた時、

自分を思いやることができました。


「だから自分はダメなんだ」

とついつい言ってしまったら、

思いやり、愛をあなた自身に

与えてください。


「あなたの中の幼いあなたを

 育て直しする」気持ちで、

見守ってくださいね。

 

本日もお読みいただき

ありがとうございました。

 

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