悩みとは、解決法がわからない時に

でてくるもの。

 

だから相談する時は、

解決法が欲しい時のはず。

相談された場合は、一緒に解決法を探し、

知っていることを伝えたらいいはず。

 

そう思っていると、

コミュニケーションがうまくいかない時があります。

 

 

  1.答えにくい相談内容とは

 

例えば仕事の中での評価についての相談で

「私、残業して

 一生懸命プレゼン資料を作って、

 周りの人に賞賛されるような

 すごいスライドを作ったのに、

 上司に全然認めてもらえなかった。

 

 なのに、そのスライドは

 社長や部長にほめられて、

 その評価は上司が独り占めしたの。

 

 私が頑張って作った資料なのに。

 不公平だと思わない?」

 

このような相談をされた時、

あなたはどう答えますか?

 

どんな解決法を知りたいのか、

わかりにくく、

答えにくいのではないでしょうか。

 

  2.もしかしたら、解決法が知りたいわけではないのかも?

 

 

悩みを相談しようと話し始めたはずが、

「大丈夫、あなたはいい人だね」

「あなたは優秀だね」

など、承認の言葉をもらおうとしている

こともあります。

 

人は誰しも自分の行動や考え方を

他人に認めて欲しいという

承認欲求があります。

 

特に、瞬間的な悩みを相談する時は、

相談よりも自分を認めて欲しいという

甘えが前に出ることもあります。

 

そんな時に、甘えを受け止めてくれる人なら、

承認されて癒されるのですが、

甘えを受け止められない人の場合、

不快感を持ち、辛辣なことを

言われることもあるでしょう。

 

  3.悩みを相談する時も、相談された時も、ひと呼吸おいてみよう

 

 

特に瞬間的に発生した悩みの場合、

自分でインターネットで調べたら

答えがわかることもあります。

 

解決法がほしいわけではない

悩みもあります。

 

相談相手を選ばずにパッと相談することで、

相手に嫌がられることもあります。

 

この相談、自分で解決するとしたらどうする?

この相談をあの人にしたら

どんな反応がかえってくるかな。

 

など、一瞬立ち止まって考えてみることで、

お互い嫌な気持ちになる事態を

避けられることでしょう。

 

そして、相談した時にもらった

アドバイスは、

自分の価値観とあわないことも

あります。

 

そんな時は、

時間を割いて相談を聞いてくれたことに

感謝して、アドバイスを受け取りましょう。

 

もらったアドバイスを

試してみるかどうかは

自分次第です。

 

そして、逆に悩みを相談された時、

よく聞いてみると

承認がほしいのだなと

気づくこともあります。

 

そんな時は

「ありのままでいいんだよ」

と伝えてあげましょう。

 

相談相手の成長を信じて

認めることで相手に伝わり、

より良好な関係になっていくことでしょう。

 

詳しくは、

『「うまく相談できない自分」に

サヨナラする本』の

第3章を参考にしていただけたら

うれしいです。

 

「うまく相談できない自分」にサヨナラする本

 

本日もお読みいただき

ありがとうございました。

 

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