一人で悩んでいても

解決策がみつからないこともあります。

 

そんな時は、深刻に悩む前に

誰かに相談してほしいと願っています。

 

ただ、それまで頭の中で悩んでいたことを

人に伝えようと思っても、

何をどう言ったらいいのか

とまどうことも多いかもしれません。

 

相談する前に、

悩み全体を説明できるように

整理しておきましょう。

 

 

  1.誰にでもわかりやすく説明するには?

 

 

頭の中で悩んでいることを

説明する時は、

まず言葉にしてメモしながら

整理していくと、

伝えやすくなります。

 

おすすめの情報整理方法は

3Eです。

 

3Eとは

・体験(Experience)

・環境(Environment)

・感情(Emotion)

 

それぞれの頭文字をとって

3Eと呼んでいます。

この順番で書くことで、

頭の中で悩んでいたものが

明確になっていきます。

 

この書き方、日記を書く時などにも

使える方法です。

 

 

  2.体験(Experience)とは

 

 

悩みの全体像を時系列を含めて

考えていきます。

 

例えば

会社に入社した時は、

夢も希望もあり楽しくやっていた。

けれど3年前、Aさんが

上司として異動してきてから

状況が一変。

 

なぜか私にだけたくさんの仕事を

ふってくる。

 

私は一生懸命やっているのに、

まったく認めてもらえない。

いつもダメ出しばかり。

 

残業ばかりで休日出勤もして

仕事しているのにまったく終わらない。

 

周りの人と比べて明らかに仕事が多い。

そして、Aさんは自分の周りの人とは

ニコニコしながら挨拶したり、

ほめたりしているのに、

私には挨拶すら返してくれない。

 

ましてやほめられたことなど一度もない。

 

など、時系列を振り返りながら

考えていきます。

 

 

  3.環境(Environment)

 

 

悩みの周辺情報を考えていきます。

 

例えば、言われた仕事を

一生懸命やっている時に、

上司がパソコンを覗き込んで

「まだこんなことをやっているの?」

「いつになったら終わるの?」

とあきれたような顔で

言ってくることが嫌になる。

 

同じ部署の自分よりも年下の女性が、

上司にほめられている姿を見ると、

憂鬱になる。など。

 

悩みが発生する時に

・周りに誰がいるのか

・どんな時に悩みが発生するのか

を考えていきます。

 

 

  4.感情(Emotion)について

 

 

悩みが発生している時の感情を

書き出していきます。

 

緊張・不安・恐怖・怒り・

悔しさ・絶望・

寂しさ・嫉妬・罪悪感・

恥ずかしさ・疲れなど。

 

感情だけではなく、

その強度も考えると

さらにわかりやすくなります。

 

最大を10とした時、その悲しさは8くらい、

など。

 

いだいている感情を言葉にして

文字にすることで、

漠然と心の中にかかえていたものが

視界に入り、客観的に捉えられます。

 

あのとき、私は「悲しい」って

感じていたんだ。

 

このように客観的な視点で

とらえなおすことで、

悩みが小さくなることもあります。

 

この3Eで悩みを整理するだけで、

問題の解決方法が

見えてくることもあります。

 

人に相談する場合も、

相談内容を的確に伝えられるように

なっていくことでしょう。

 

詳しくは、

『「うまく相談できない自分」に

サヨナラする本』の

第4章を参考にしていただけたら

うれしいです。

 

「うまく相談できない自分」にサヨナラする本

 

本日もお読みいただき

ありがとうございました。

 

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