悩みとは、解決法がわからないこと。

その悩みは、2パターンに分けられます。

 

 

  1.悩みの2パターンとは

 

 

「悩み」と一言で言っても、

解決の難しさによって

2パターンに分けられます。

 

それは

浅い悩みと深い悩み。

 

浅い悩みとは、瞬間的な悩みのこと。

深い悩みとは、長期的な悩みのことです。

 

瞬間的に生じる浅い悩みに直面した時、

たいしたことはないと

放置してしまうことがあります。

 

 

  2.浅い悩みを放置しない方がいい理由

 

 

男性と交際している女性がいました。

 

あるとき、男性からつれない態度を

取られました。

 

「おはよう」と挨拶したのに返事がなかったり

話しかけたけど無視されたり。

 

その時は、あれ?何かあった?

それとも気のせい?

と心がモヤモヤしたものの、

自分の勘違いだと

自分を納得させて、不安をおさえました。

 

でも、別の日もつれない態度を

取られたのです。

 

不安や不信が募っていきました。

 

その気持ちが

「私はいつかふられるんだ」

という思い込みにつながって

いったのです。

 

不安な気持ちで

いっぱいになった彼女は

ある日彼氏に

「私、もう知ってるんだからね。

別れるタイミングをうかがっているんでしょ!」

そう詰め寄ったのです。

 

彼氏は、びっくりしたような顔をして、

あぜんとしていました。

 

彼は、彼女に

つれない態度を取っているつもりは

まったくなかったのです。

 

そして、彼女に

不信感を持たれていることに

まったく気づいていませんでした。

 

もちろん、彼女と別れるつもりなど

毛頭なかったのです。

 

本来なら、なんの問題もなく

順調につきあえたはずの2人。

 

彼女が最初に感じた違和感を

放置した結果、

別れるかどうかという話にまで

発展してしまいました。

 

最初に違和感を持った時に

「どうした?何かあった?」

そう相談していたら、

なんの問題もなかったことでしょう。

 

瞬間的な悩みだからと言って、

放置すると、

深い悩みに発展してしまうことがあります。

 

 

  3.瞬間的な悩みを解決するために

 

 

瞬間的な悩みに直面した時に

大切なのは、誰に何を相談するかです。

 

そして、相談する時に大切なのは、

前準備。

前準備を5つのステップにしました。

 

①悩みが発生したらすぐに相談せず

に立ち止まる

②今、何を悩んでいるのかを

文字にして確認する

③文字にして見える化した悩みを

分類する

④分類した悩みごとに、

それぞれ適切な相談者をイメージする

⑤イメージした相談者に相談する

 

瞬間的な悩みが発生した時に、

そのまま相談すると、

「そのくらいは自分で解決できるでしょ」

と言われて傷つくこともあります。

 

相談する相手を間違うと、

相手との信頼関係に

傷がつくこともあります。

 

悩み事相談は、前準備が9割。

 

相談内容を明確にして、

適切な人に相談することで、

瞬間的な悩みは

深刻になる前に

対処できることでしょう。

 

詳しくは3月16日発売の著書

『「うまく相談できない自分」に

サヨナラする本』の第3章に

書きました。

 

参考にしていただけたら

うれしいです。

 

本日もお読みいただき

ありがとうございました。

 

神戸正博の本、もうすぐ発売されます。

よろしくお願いいたします。

 

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