ゲームのテトリスはお好きですか?
やり始めると止まらなくなるかも

しれませんね。

 

 

  1. 私たちは未完了のことが気になる

 

 

テトリスは、上からブロックが降りてきて、
行が埋まって、部分的に解かれます。


そして、新しい未完の作業が残り、
また新しいブロックがやってきます。
解かれて、また未完の作業が残り、
また解かれる。

 

テトリスは、ブロックを解いて

消せたという満足と、
未完の部分が気になるという心理が働き、
ついつい時間を忘れてやってしまうゲームの
一つです。

 

このゲームに集中してしまう理由の一つは、
ツァイガルニク効果だといわれています。


これは、
ロシアの心理学者ブルーマ・ツァイガルニクが
発見した理論。

 

大量の注文を記憶する

カフェのウエイトレスが、
注文を完了すると

すぐに忘れてしまうことから、


脳は未完了の事柄は

覚えておくけれども、
必要がなくなれば

すぐに破棄してしまうと
提唱した理論です。

 

よくテレビ番組で「続きはCMの後で」とか、
ドラマの予告などで

「〜はどうなるのか?」
のように途中で中断された形で

終わるのは、
このツァイガルニク効果を

ねらったものです。

 

仕事で活用する場合。


就業時に業務を

すべて終わらせるのではなく、
あえて途中で中断して、
翌日に中断したところから始める方が
生産効率が上がると言われています。

 

  2. ツァイガルニク効果を夢実現で使うには?

 

 

新年の抱負がなかなか

達成できないとしたら、
何を抱負にしたのか

忘れてしまうから。


これは、よく言われていることです。


新年の抱負をたてることが目的になり、
抱負を決めたことで

終了になっているのです。


このため、脳は、

終わったと認識して
忘れてしまいます。

 

夢を実現するには、

完了したと思わせず、
ずっと気にし続けること。


まずは、夢やできたら

いいなと思うことを、
手帳のウィークリページの時間軸に
予定として書き込んでしまいます。

 

時間軸に書き込むものは、
予定として決まっていること。


私たちにはそんな

暗黙のルールがあります。


それを打ち破って、

落書きをするように、
手帳をデコるように、

夢を書いていきます。

 

私は、通常の予定と

見た目を変えるために、
違う色のペンで書いていきます。


たとえば、

「明日午後6時からクルージング」

と赤ペンで記入。


そして、1週間後、2週間後にも、
予定があいているところに

「クルージング」
と書きました。

 

もちろんそんな予定はありません。


毎回、未完了になります。
だからいつも頭の片隅にあります。

 

時間に余裕がある時に、
行ってみたいクルージングについて
調べるかもしれません。


パンフレットを

取り寄せてみるかもしれません。

 

頭の片隅で夢を気にしているので、
情報も集まってきます。


かなえようと自然に

行動していくことでしょう。

 

本日もお読みいただき

ありがとうございました。

 

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