ふと今日1日を振り返ってみて、
「今日は何をしたんだっけ?」
そう思い、
無駄な1日を過ごしてしまったな・・・
と落ち込んでしまったり。
バタバタした1日を過ごして、
本当にやりたかったことは
「また今度でいいか」と後回しになったり。
1.たくさんの情報に囲まれている私たち
私たちが1日に触れる情報量は、
なんと江戸時代の1年分、
平安時代の一生分とも言われています。
そんな膨大な量の情報に囲まれている私たち。
調べ物をするはずが、
気づいたらインターネットの買い物サイトを
見ていたり
資料作りに集中するはずが、
メールを開いただけで数時間たっていたり
子どもと一緒に遊ぶはずが、
送られてきたLINEの返信に
夢中になっていたり
本来やるはずだったことを置き去りにして
情報の波にのみこまれてしまうのも
仕方がないのかもしれません。
ただ、例えば
テレビをつけて、
ご飯を食べながら、
スマホでYouTubeを見て、
合間に送られてきたSNSに返信。
家族とおしゃべりもする。
そんなマルチタスクですごしていると、
結局何をしていたんだっけ?となって
やったことが記憶に残っていないことも
多いです。
そして、別のことをするたびに、
タスクを切り替えている脳は、
多大なストレスを感じていることでしょう。
今日1日何をしたんだっけ?
なんだか疲れた…
そんな状態になってしまうかも。
もしも、そのような状態だとしたら、
「一所懸命」を心がけてみませんか。
2.一生懸命と一所懸命
突然ですが、一生懸命と一所懸命、
あなたはどちらを使いますか?
この2つの言葉は同じ意味です。
一生懸命は、一所懸命から派生した言葉。
一所懸命の「一所」は、「一ヶ所」を表しています。
もともとは、中世の時代に
主君から賜った1ヶ所の領地を
命懸けで守るところから来た言葉が
一所懸命。
その後、「物事を命懸けでやる」
という意味に変わり、
一所が一生になって
一生懸命になったのです。
一所懸命とは、1点集中で
頑張るということ。
「目の前のことに心をつくそう」
そうなれるといいですね。
3.今ここに生きる自分を確認する言葉
やることがたくさんあって、
たくさんの情報に囲まれて、
注意力散漫になっている自分に気がついたら
「今何をしている?何を感じている?」
そう問いかけると、
意識が自分に向けられます。
「今はこれとこれをやろうとしている」
そのような答えが返ってくることでしょう。
冷静な目で自分を見ることができます。
そして「目の前のことに心をつくそう」
そう語りかけると、1点に集中でき、
だんだんと「今が楽しい」と思えてきます。
「今日はこれをやった」という達成感も
得られることでしょう。
本日もお読みいただき
ありがとうございました。
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