やってみたいと思って始めたことだけれど、
道具も買って、教室にも入って習ってみたら
なにか違う気がする。

 

でも、お金も時間もかけちゃったし、
せっかくここまでやったんだから、
続けてみようか。

 

ぜったいにやってみたいことのはずだから。

 

こんな風に思ったことはありませんか?

 

 

  1. 「せっかくここまでやったんだから」が陥っているワナ

 

 

「せっかくここまでやったんだから」と思って、
何かが違うかもと思ってもやめられないのは、
もしかしたら『イケア効果』に
陥っているのかもしれません。

 

『イケア効果』とは、2011年に
ハーバード・ビジネススクールのマイケル・I・ノートン氏、
エール大学のダニエル・モチョン氏、
デューク大学のダン・アリエリー氏
によって命名されたもの。

 

『イケア効果』のイケアとは、
スウェーデンの家具量販店IKEAのことです。

 

IKEAは、以前こんな実験を行いました。

・家具のプロが組み立てた家具
・自分で組み立てた家具

 

それぞれにいくらの値をつけるのかという

質問をしました。


その結果、自分の組み立てた

家具の方に高値をつけたのです。

 

これは、人は自分が手間暇かけたものは
過大評価する傾向にあるということ。

 

夢の実現においても、
「せっかくここまでやったんだから、
 この夢の方が自分にあっているに

 違いない」
と過大評価して、
何かが違う、楽しくないと思いつつも
進めている可能性があります。

 

そして、かなったけれど幸せには

ならなかった、
何かが違ったという残念な結果に
なってしまうかもしれません。

 

「せっかくここまでやったんだから・・・」
という思いがわいてきたら、
その夢、本当にやりたいことなのかな?と
見つめ直した方がいいかもしれませんね。

 

  2. やってみたいことはちょっとだけ実現してみる

 

 

やってみたいと思うことはいろいろありますよね。


まずは、その中から1つだけ選び、
「今月はこの夢に目をむけてみよう」
と決めてみましょう。

 

たとえば「車がほしい」という夢だとしたら

・今月は「車を買う」という夢に目をむけようと
 手帳のマンスリー欄に書く
・手帳のウィークリー欄のあいているところに
 「車を買う」につながる行動を書く
(どの車にするかインターネットで調べる。
 ディーラーをさがす。電話をしてみる。
 試乗してみる、など。)

 

そして、その行動が予定通りにできても、
できなくても、できたことにして
大喜びするのです。

 

「今日は車の試乗ができた。すごい。楽しかった」と。

 

できた自分をイメージして、
楽しくて幸せだと心から感じたら、
その夢は本当にやってみたいこと。

 

心が楽しんだら、
かなえる方向に自然に

進んでいくことでしょう。

 

本日もお読みいただき

ありがとうございました。

 

神戸正博公式LINE、始動

 

神戸を応援してくださっている方

に向けて運用している

ちょっと秘密でプレミアムなLINEです。

 

神戸の新プロジェクトや、

それにまつわる進捗の共有

 

神戸の研究の最前線情報なんかも

発信していきます。

 

line_btn

 

心の勉強会

 

参考記事