「幸せになりたい」というのが、
ほとんどの人にとって共通の願いのはずなのに
何をしたら幸せなのかの定義は
抽象的であいまいです。

 

ところで、今までの人生の中で、
幸せだったな、楽しかったなと
印象に残っている思い出は何ですか?

 

 

  1. 幸せの思い出は?

 

 

私の場合、楽しかった思い出といえば
・家族旅行
・野球の試合で活躍したこと
・3000人の前で公演したこと
など。

 

楽しかった思い出は、
何かすごい物を買ったことではなく、
何かをした経験が多いのではないでしょうか?

 

  2. 物よりも経験?

 

 

物を手に入れることで、どのくらい長く
幸せな気分が続くのか?という調査が
行われました。

 

その結果
『効果は6週間から12週間』

 

どうやら、物を得ることで得られる幸せは
長続きしないようです。

 

他の心理学の研究からも、
人は、プレゼントをもらったり、
高価な物を買ったりするよりは
友達と旅行に行くといった経験の方が幸せを感じる
という結果がでています。

 

  3. なぜ物よりも経験?

 

 

アメリカサンフランシスコ州立大学のライアン・ハウエル氏は、
なぜ、物よりも経験の方が幸せを感じるのかについて
「“経験の共有”と“思い出の補正”が関係している」
と推測しています。

 

私たちの脳は、小さなヒントを元に
記憶を再構築しています。

 

何かを思い出そうとするときに、
常に新しい記憶を作り上げているのです。

 

一緒に経験した人と、その経験を話すことで、
さらに幸せの方向に補正されていくかもしれません。

 

そして、楽しかった経験が、
さらに楽しい思い出になっていくのです。

 

もしも、
やってみたいことと欲しい物、
どちらをかなえようかと迷った時は、
やってみたいことを優先した方が、
幸福度が上がるかもしれませんね。

 

本日もお読みいただき

ありがとうございました。

 

神戸正博公式LINE、始動

 

神戸を応援してくださっている方

に向けて運用している

ちょっと秘密でプレミアムなLINEです。

 

神戸の新プロジェクトや、

それにまつわる進捗の共有

 

神戸の研究の最前線情報なんかも

発信していきます。

 

line_btn

 
参考記事