カウンセリングをしていると、
「私の人生、このまま終わったら後悔する気がします。
使命が他にある気がするのですが、
自分でもよくわからないのです。」
というお悩みを相談されることがあります。
実は、私も13年ほど前までは、
自分の使命や天命は何だろうかと悩んでいました。
1. 「ちゃんとした生活」そのちゃんととは？
自分の使命や天命に悩んでいた頃の私の価値観は
「入社した会社は定年退職するまで勤めなくてはいけない」
「せっかく入った会社だから、辞めるなんてもったいない」
そんな感じでした。
そして、
「もう大人なのだから、ちゃんとした生活をしなくてはいけない」
そんな「ちゃんとした」にとらわれていたとも言えます。
その「ちゃんとした」は、あなたの価値観でしょうか？
もしも、使命や天命が他にあるのではないか？
と思っているとしたら・・・
今まで、自分の夢だと思っていたものが、
実は他人から与えられたものなのかもしれません。
親が「弁護士になりなさい」と言ったから弁護士を
目指したとか、
親が「結婚しなさい」と言ったから結婚したとか。
あなたの夢は何でしょうか？やりたいことは？
実は、心の中で蓋をされて、
隠されているのかもしれません。
2. あなたの夢は何ですか？
あなたの夢は何ですか？やりたいことは？
突然聞かれたら、答えにくいかもしれませんね。
一度、時間をとって、紙に書き出してみると、
心の中がわかってきます。
「夢」というと、なかなかかなわないような
大きなことを思い描くかもしれません。
壮大な夢ではなく、思い浮かべると楽しくなること、
できたらいいなと思うこと、
自分の好きなことを探す感じです。
何だか楽しそう、と思えるところに、
あなたの使命や天命が隠れています。
書き出してみることで、
客観的な目でみることもできてくるのです。
3. やりたいことやらせてあげる許可
使命やライフワークを見つけて、挑戦する人と、
夢ややりたいことを見つけたけれど、
挑戦しない人の違いの一つは、
「許可」だと考えています。
やってみたいなとか、
できたらいいなと思っていることの中から、
すぐにできそうなことをちょっとやってみる。
「やりたいことをやっていいんだよ」と
自分に甘く許してみる。
またできなかった。
ではなく、一歩踏み出した自分を認めてほめる。
そしてまた一歩踏み出してみる。
「やりたいことをやっていい」
そんな許可を自分にあげてみませんか？
やってみたら、そんなに大変ではなかったとか、
新しい友達が見つかったとか、
もっといいことを見つけたなど、
新しい発見があることでしょう。
小さな一歩を踏み出すことで、
あなたの使命や天命が見つかってくることでしょう。
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