1960年に「サイコサイバネティクス」という
人生の幸福や成功について書かれた本が
アメリカで出版されました。
その著者、マクスウェルマルツ博士の教えの中に
「最高の自分、最高の状態の自分を想像します。
自分に感謝して、幸せな自分を思い浮かべ、
その時に感じた誇りを味わいます。
明日、明後日に起こるかもしれない
楽しい出来事を想像します。
今の自分を信用します。」
という言葉があります。
私は、自分を認めることができなかった頃、
「最高の自分、最高の状態の自分」を
想像することができませんでした。
「過去の成功体験を思い出してください」
ともいわれました。
でも思い出せなかったのです…。
1.誰かに喜んでもらうことだけを考えていたから…
なぜ、「成功体験」が思い浮かばなかったのでしょうか?
それは、私にとっての成功が自分軸ではなかったから。
当時の私の成功は、「父親に喜んでもらうこと」。
「よくやった」とほめてもらうこと、だったのです。
何をすれば、その目標を達成できるのかがわからず、
仕事をがむしゃらにやってみたものの成功できない。
どうしたらいいのかわからず空回りしている感じでした。
2.もしも成功体験が思い出せないとしたら
もしも、あなたも15年前の私のように、
「過去の成功体験」と言われて、
思い出せないとしたら、
無理に思い出さなくても大丈夫です。
成功体験を作ってしまいましょう。
その方法は「予祝」
「できたらいいな」ということを、
「できたらいいな」ということを、
できたかのように喜ぶこと。
あなたは、「お花見」をしますか?
あなたは、「お花見」をしますか?
今はコロナ禍で、大規模なお花見は
難しいかもしれませんが、
2年前までは、桜の下にゴザを敷いて、
お弁当を広げて、お酒飲みながら
楽しく宴会したのではないでしょうか?
あのお花見、起源をたどると
あのお花見、起源をたどると
昔の人が考えた「予祝」だったのです。
昔の人の、1番の願いは豊作。
お米がたくさん取れることです。
春に咲く「桜」を秋の「稲」の実に見立てて、
春に咲く「桜」を秋の「稲」の実に見立てて、
仲間とワイワイと祝うことで、
豊作を引き寄せていたのですね。
3.なぜ成功体験を思い出すのか?
成功哲学や、幸せになる方法などで、
「成功体験を思い出す」といわれる理由の一つは、
成功したときの心の高揚、
ワクワクのエネルギーを思い出すためです。
そして、そのワクワクをまた味わいたい…
と思って自分自身が勝手に動き出す。
行動してしまう。
そんな自分を作り出すためです。
自分をワクワクさせるのであれば、
自分をワクワクさせるのであれば、
成功体験が思い出せなくても良いですよね。
「宝地図手帳セミナー」では、
「宝地図手帳セミナー」では、
「できたらいいな」を手帳に書いて、
その日にできても、
できなくても喜ぶ。
と伝えています。
「え?手帳に書くのに、予定通りにできなくても
いいの?」とよく聞かれます。
「やらなければならない…。」ではなく、
「やらなければならない…。」ではなく、
できちゃったことにして喜ぶのです。
毎日自分に「ハナマル」をあげて、
ワクワクと進んでいく。
そうすることで、気がついたら
「できたらいいなが本当にできていた」
そんな奇跡の報告が届いています。
がんばらずに、幸せがあなたを選んでくれる
がんばらずに、幸せがあなたを選んでくれる
感じですね。
本日もお読みいただきありがとうございました。