現在、様々なメーカーからシステムキッシンが販売されております。
簡単に買い替えるのは難しいと思いますので、新築やリフォームの際にしっかりと検討し、自分に合うカタチを見つけましょう。
今回は、各有名メーカーのシステムキッチンはどのような特長があるのかをまとめてご紹介いたします。
まずは、「LIXIL(リクシル)」
LIXILは、トステムやINAXなどの数社が統合してできた会社ですが、その中にキッチン専門のメーカーだったサンウエーブも含まれております。
サンウエーブの技術開発部門は以前から定評があり、その多くを受け継いでいるといわれているLIXILのシステムキッチンは、デザイン性が高く、「ハンズフリー水栓」、「よごれんフード」、「くるりん排水口」が有名で、使い勝手の良さに定評があります。
また、LIXILは住まい関連のトータルメーカーなので、洗面やトイレなどと共にコーディネートしやすい事も特徴の1つです。
比較的コストパフォーマンスが良く、カラーバリエーションが豊富なのもポイントです。
最もリーズナブルな「シエラ」は50万円程度~という価格になっております。
続いては「Panasonic(パナソニック)}
調理や掃除が楽にできるよう配慮された機能が特徴で、3つのコンロが横に並んだ「トリプルIH/ガス」や、シンク上をスライドネットで多様な空間に変化させる「papapaシンク」が有名です。
また、デザイン性も高く、収納キャビネットなどの使い勝手の良さも人気のポイントです。
価格は、全体的に中程度ですが、低価格な商品は少ない印象があります。
続きまして「TOTO]
トイレで有名なTOTOは、水に関するこだわりが強く、省エネ・節水性が特徴的で、快適な作業をサポートする機能が多く見受けられます。
排水口に向かって水がスイスイ流れる「すべり台シンク」や、幅広エアインシャワーの「水ほうき水栓」が有名で、手を使わずにつま先で水の出し止めができる「フットスイッチユニット」も魅力的です。
また、オリジナルの「クリスタルシンク」は、丈夫で美しく手入れしやすい事もあって高い人気を誇っております。
価格設定は中程度ですが、値引き率が低いのもTOTOの特徴です。
お次は「クリナップ」
クリナップといえばステンレスキッチン!
頑丈で清掃性が高く、機能性やコストパフォーマンスの良さにも定評があります。
旧モデルの「クリンレディー」は、リフォームプランナーなどのプロが選ぶキッチンランキングで1位の常連です。
さすがキッチン専門メーカー!
美コートという特殊な表面加工で作られた「美サイレントシンク」は、美しさと静かさという魅力が合わさったシンクで人気があります。
熱湯を流した時の「ボコンッ」という音もしません。
値段は、「コルティー」をはじめ低価格(45万円程度)の商品からラインナップされているのが特徴です。
続きまして「タカラスタンダード」
タカラといえばホーロー。
ホーローは、鉄にガラスを吹き付けた素材で、高い耐久性・美しさ・清掃性が特徴です。
このホーローが、レンジフードやキャビネット、キッチンパネルにまで使用されております。
また、ホーローにはマグネットが付くのも特徴で、利便性の幅が広がります。
油性ペンを使用して伝言板にも使える!とのセールス文句もありますが、実用性はいかほどか…(‘ _‘
カラーバリエーションが少ないのもタカラの1つの特徴。
価格は中程度となっておりますが、値引きが少ない点も特徴です。
お次は「トクラス」
人工大理石を使用したカウンターが大きな特徴で、熱・キズや汚れ・衝撃に強く、高級感のある見た目です。
トクラスは、楽器で有名なヤマハの流れをくんでいるので、塗装技術にも定評があります。
また、手入れしやすい換気扇など、掃除のしやすさもトクラスキッチンの特徴です。
価格は中程度といったところで、「Bb」は50万円台前半~となっております。
最後に「ウッドワン」
ウッドワンのキッチンは、社名に恥じぬ?無垢の木材を特徴としており、自社で育てたニュージーパインを無垢材として活用しております。
木が醸し出す安らぎや優しさを感じるキッチンは、風格の経年美化も楽しめます。
キッチンメーカーの合同展示会で特に目を引くのがこのウッドワンのキッチンで、完全に差別化された雰囲気を感じます。
価格は中程度で、あまり安価な商品は見受けられません。
他にも、デザインの自由性が高い「ikea」や、コーディネートしやすい[ニトリ」、フルオーダーキッチンが特徴のクッチーナ(モーリショップ)
などのキッチンメーカーもあります。
数多くあるキッチンメーカーですが、それぞれに今回紹介したような特徴がありますので、ご自身に合う商品をお選びいただく際のご参考にしていただければと思います。