11月15日(日)のスタートです!
本日もいつも通り、朝の5時前に目が覚めて、出勤準備をし、シャワーを浴びて目を覚まし、6時前に出社!
いつも通りの事務所の掃除もすでに完了し、先日の夜にお客様より頂いたメールの返信もすでに完了し、今このブログを書き綴っています。
さて、今日は日曜ですが、この約一週間で何故か?4名の【他業者の営業マン】から、「角田社長に相談があるので時間を取って欲しい」と電話があり、4名の営業マンの方々と色々話をいたしました。
1名は「現在勤めている不動産会社をまもなく退社予定で、今後新規で不動産業を興すとの事」での新規出店に関しての相談でした。
その方には細々した出店のやり方、その他現在の不動産業界の抱えている問題点、お客様に選ばれる為に何をすべきかを話しました。
たわいも無い話しでしたが、本人は不安も払拭できた模様で、はつらつとして帰っていきました。
さてその他の3名の営業さんは・・・・・ほぼ同じ様な事でした。
まず現在の会社の営業の仕方に疑問を抱いている事でした。面白い事に3名さん、全て違う不動産会社でかつ、伊勢崎市の業者2社、高崎市の業者1社の面々の皆さんで、ほぼその3社は今でも「広告主体でかつ新規顧客収集をメインとした会社」で、かつ・・・・・その3社全ての営業手法がいわゆる【即決】会社の営業さんでした。
その3名の営業さんが何故私へ相談なのかとも思いましたが、話を聴けば聞くほど、3名の今の気持ちが一緒だった事です!
どの様な内容かと言えば、『今の会社の営業手法(即決)がお客様のためなっておらず、会社の利益重視で、自分が本当にお客様の為に営業していない』と言う事に対して、当社のお客様への接するやり方に憧れているとの事でした。
私もこの不動産業界に19年近くおりますので、この界隈の不動産業者の業態(即決会社なのか否か・利益重視か否か)は一目瞭然に分かります。
そんな3名さん、会社に対して不信感をかなり抱いている模様でした。
しかしながら私は相手の悪口、他業者へ対しての悪口等はめっぽう嫌いなので、あえて3社の事に対してどうの、こうの、とは話しませんでしたが、言わずともその3社の営業手法が即決、お客様をとにかく決めると言う営業手法をとっている事は知っています。
私ももう8年以上前は当社も、たぶんにもれなく即決行為を行う会社でしたので、この3名さんの気持ちは本当に良く分かります。私自身8年ほど前の丁度今時期、【このまま常に新規のお客様を広告等で集客し、即決での契約って本当に長続きするのだろうか?】と毎日毎日考えていた時期があり、また、この混沌とした【不動産業者同士の先行投資(広告宣伝費)の掛け合いのラットレースから一番早く抜け出し、お客様と共に歩める会社を早急に構築せねば】と常々思っていたので、業態返還を遂行する事、既存の営業マンとの確執等も恐れる事無く、自分の信念を貫いて今の当社、そして真にお客様と歩める会社へと変貌させる事が出来ました・・・
さて話は戻りますが、3名の営業さんの【悩み】【会社への不信感】【お客様への気持ち】を聞けば聞くほど、その会社の資質を各々が問いているのだと実感し、適切な意見を述べさせて頂きましたが、それほど今の不動産業界が【変化を求められている】とも痛感しました。
1985年のプラザ合意後に始まった約30年前のバブル経済・・・その後日本は世界の頂点にたち、アメリカや諸外国の会社や不動産の買収に走り、日本も右肩上がりの経済、日本人全員が不動産バブルに熱狂したあの時代の営業手法【即決】【詰め営業(クロージング)】がまだまだ蔓延っている昨今、各会社の営業マンは正直【疲労】しているんだなぁ~ともとらえる事も・・・
話は飛びましたが、やはり3名の話しを聞けば聞くほど、当社の営業手法と180度違う営業、そしてその3名が私のところに来て、赤裸々に自分の立場を話してくれた事に、少し寂しさを感じました。
ただ単に給与アップの為に、ひたすら契約を無理強いして取る、その会社の社長は高級外車や高級車を乗り回す・・・その事も話していましたが、その事自体が悪いとは思いませんが、【お客様から頂いた仲介料や売上を、経費削減の名目で高級車に乗っていれば・・・社員もどう思うかとも思います】
自分は持論で【車はお金を稼がない】だからこそ、しっかり税金を支払ってでも、会社の内部留保を保持する事が大切だと思っています。
しっかり会社の内部留保(現金預金)があるからこそ、お客様へ無理せず応接でき、またもしもの場合に借入する事無く事業も思いっきり出来ると私は思っています。
また社員に対しての福利厚生もしっかり行えますので、その面では私自身のことですが、無理に格好もつけず、高級なものも不要、車は小さくて燃費のよいエコカーで十二分だと思っています。
当社の社員に対しても【責任感を持って仕事に取り組んで欲しい】と、基本的には各々に業務分担しつつ、その大半を社員のみんなに権限をもたせて、責任感と達成感を持てる様指導しており、各社員は本当に毎日楽しそうにPCの打ち込みや、お客様との応接を行ってくれており、私自身も毎日毎日多くの業務をこなし、これも私の持論ですが【社長はその会社で一番働く必要がある】と思っておりますので、社員より早く出社し、掃除も率先して行い、帰りは一番遅く帰る、極力社員の家族の事も思って、残業も基本的に全くさせていません。
不動産業者の営業さんって、昔は夜中の11時、12時に帰宅は当たり前でしたが、当社では基本19時には帰宅、それ以前であっても今日の仕事が終われば18時半過ぎには帰宅させて、家族との時間を大切にさせることが、社長の役割だとも思っています。
しかしながら【営業マンのノルマ等のある会社】ではそうも行かないのは必須です。夜の9時、10時に帰宅は当たり前ですね・・・・
そんな当社の指針等も前述の3名の営業さんにも話しましたが、実は・・・
その3名さん揃って、【角田社長のところで営業募集はしていませんか?】との質問が!
現在当社では売買は私1名で行っておりますが、インターネット、メールでのやり取り、そして特に広告等の先行投資も全く行っておらず、また週末のお客様との応接も全て【完全予約制】の為、正直自分1名で全くお客様とのやり取りが出来てしまう為、3名の方各々に今は営業募集はありませんよ!とお答えしました・・・・
さて長々綴ってしまいましたが、私の思う節ですが、この不動産業界が変りつつあり、その根底のお客様の動向や不動産探しの方法が10年、20年前と全く異なっているが故に、旧体質の不動産会社の営業マンの疲労が間もなくピークに達してくるのではないかと今回痛感しました。
日々日進月歩で変化するこの時代、ただ単に売れば良いと言う時代ではありません。かと言いまして付加価値のある売り方も多望にもれず、それだけでは売れない時代になりつつあります。この昨今大手ヤフー不動産、ソニー不動産やアマゾンやその他大手企業も今後の不動産業のあり方を変化させるかのごとく不動産業に進出しております。
今後当社の様な零細企業こそ、【その地域に地道に密着し、その地域の為に本気で貢献できる会社】でなければ、必ず淘汰される事でしょう・・・
実はその事をしっかり分かっているのは、もしかしたら今回の3名の営業さんのように、あなたの会社の従業員なのかもしれませんね・・・・・
今回この時期に同じような相談を個々に話しを伺いましたが、自分って結構皆さんから話しやすいのかな?なんて思いました。
ただ自分は自分の信じた道を脇見も振らずこの8年弱行い、今まさにお客様に無理強いする事無く、そしてお客様と共に歩める会社が確立できたと自負できます。
そんな会社ゆえに、他業者の営業さんから見ると変った会社に映るのでしょうかね?
さて本日も午前、午後とご来店の御予約のお客様との応接(商談)が3件ございます。当然無理なく、お客様と一緒に悩み、お客様と共に歩める、そんな応接を本日も行って参りたいと思います。
では・・・・・
【当社の取組が書籍に掲載されました !】
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