不動産会社に入社した自分は、正直何が何だか
分からない世界でした。周りからは【両手】だの【分かれ】だの
業界用語がひしめく世界でした。
しかし、その会社は、賃貸管理主体の会社だったようで、
日々地主さんめぐりや、仲介会社めぐり、事務所には
お客様がほとんど来ないといった、営業職で食べるには
今思えば、なかなかキツイ会社だったのです。
それでも、自分はわけが分からず、毎日他社さんめぐり・・・
しかも、いつもあまり嬉しがられていない気配・・・・
そんな中、
【営業の仕方を教えてもらおう!】と、勝手に思い、行く会社
行く会社で、
「スミマセン、不動産ってどのように売ればいいのでしょうか?」
と、聞いて回ったのです!
今思えば、そんな事を聞く事すら、ナンセンスそのものですが、
その当時、自分の対応をしていただいた方の心境は・・・・
「こいつ、何考えてるのっ?」
そんな感じだったのではないでしょうか?
さて、そんな巡業をしている最中、社長より
「○○町で、建築条件付きの分譲するから、このチラシを刷って
投げ込み(ポスティング)してきなよ!
お客様が見つかれば、俺が接客してやり方教えるから、とりあえず
まずは、お客探してきてよ!」
自分的には【やったー!】という心境でした。これで業者回りから
解放され、いよいよ契約するんだ!という気持ちでした。
その日から、社長に渡された【建築条件付きの土地】のチラシを
コピー(なんと輪転機は無かったのです、今思えば・・・・)機で
500枚程度コピーし、その後投げ込みに・・・・・・
※ちなみにコピー機ではいっぺんに多くのコピーはできなかった
時代で、かなり機械自体が発熱するので、500枚コピーするのに
1時間半位かかってやっていました・・(泣)
さて、当時どのように投げ込みすると効果があるのかさえ、
知らない自分は、ただひたすら枚数をさばくかの如く、アパートを
見つけては、ポストへ・・・またアパートを見つけてはポストへ・・
そうして、何日か経ったとき、靴に異変が!
メーカーは忘れてしまいましたが、成人式に履いたロファー(皮底)の
底に、な・なんと穴が・・・・・・・・・
それでもくじけず、入社1カ月の自分は
【まだ契約も取れていないから、もっと頑張るんだ!】という闘志を
もって、毎日・毎日朝から晩まで、投げ込みをするのであった・・・・
・・・・・・
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