日本でもすっかり定着しております、二次創作の文化。仲良しの男友達があんなことやこんなことをしたり、本編ではあり得ないカップリングが登場したりと色々なことがおこりますね>二次創作
最近、Twitter上で話題になっている話なのですが、【日本の著作権法は二次創作に優しいと】。
果たして本当なのでしょうか?二次創作自体が原作の著作権を侵害しているか否かは別にして、日本では著作権侵害の罪は【親告罪】とされています。(著作権法参照)つまり、被害者たる原作著作者達が告訴しない限り、検察官は著作権侵害の事実はあってもこれを起訴できないということになっているのです。そして、原作者の方は二次創作については事実上黙認状態、中には二次創作による宣伝効果を期待している方もいらっしゃるとの話も伺います。
つまり、二次創作文化がある程度発達した背景には、原作者と二次創作者のWin-Winの関係が存在していたのですね。
一方で例えばアメリカの著作権保護制度のもとでは著作権侵害の事実があれば職権起訴も認められているとか…。
なるほど、国によっても著作権保護制度というのは随分と違うんですね…。
(・ω・`
著作権はもちろん著作者の方々にとってはとても大切な権利です。しかし、そのちょっとした「隙間」から「二次創作」という文化が生まれ、定着し、発展してきたというのはそれ自体なかなかに興味深いお話ですね。
(・ω・`
知的財産保護の制度は変化が激しいですが、その変化に併せて創作文化も少しずつ変わって行くのかな…?と思うと、目が話せませんね。
21世紀中盤の創作文化はどのようになってゆくのでしょうか…?
楽しみです!