人はなぜ変われないのか?
3日坊主という言葉があるように何かを変えようと思ったとき長くは続かないことが多いと思います。
何かを変えようと思ったからには、そこには何か想いがあったはずです。このままではいけないという危機感であったり、現状に対する不満であったり、未来への願望であったりとその想いは様々だと思います。
「これから変わるんだ」と決意したにもかかわらず、一週間もすれば元の生活に戻ってしまっている。こんなはずではなかったと自分自身に腹がたつことってあるかと思います。
どうしてその想いは持続できないのでしょうか?
それは『現状を維持したいという本能がある』からです。
例えばいつも一緒にいる友達ではなく、あまり話さない友達と一緒にいると何となく居心地が悪いと感じますよね?
今までと同じ、周りと同じという方が楽なんです。それは気持ちだけではなく、本能的に組み込まれていることなんだと思います。
生命維持のため安全でいたいという欲求が無意識下に存在し、それが身の回りの変化を嫌うために無意識的に現状を維持しようとするのだと思います。
不測の事態というのは予測できないから現状よりもリスクがあるわけです。それならば安全な今を維持していたほうがいいというのが脳の判断なのでしょう。
つまりは変化のない予想どおりの予定調和の世界の方が楽なんです。だから人は楽な方へ流されてしまう。
ですがそんなこといっていたらずっと変われないことになってしまいます。
そこで意識するポイントが『人間は環境に適応する能力がある』ということです。
例えば生まれながらに話す言語は決まっていませんよね?育てられた環境で後天的に身に付けていくわけですし、明日から中国に行ってこいと送り出されれば、必死に中国語を覚えますよね。否が応にも適応しなければならない状況下では、その環境に慣れるとことができるわけです。
新しく始めることって不安だし、なんか嫌だなぁ、って思ったりすると思うんです。それは意思が弱くてそうなっているわけではありません。しかしそれを乗り越える為には願望や意思の力が必要になります。
「嫌だなぁ」と思うなというのは無理です。
「嫌だなぁ、だけどその先には成長した自分がいるはず」と一時的にその不快感を受け入れてみてください。
その先にいるのは成長した自分であるはずですし、手に入れたかった世界だと思います。
不快だと思うことは避けれません、ですが不快だという感情を快だという感情に変換してあげることならできるはずです。そのために願望や意思の力が必要になってくるわけですね。
人は快だと思うことなら続けられます。まずは不快感を一時的に受け入れること、そして快感情と行動を結びつけること。これが習慣化のコツだと思います。