一升餅(1歳の誕生祝い) | オリジナル絵本ギフト専門店 クリエイト・ア・ブック ハッピー
子供の満1歳の誕生日には、一升餅を担がせるといった慣わしがあります。
1歳まで無事に成長したことをお祝いすると同時に、これからも健やかに育つことを祈る伝統行事です。

「一生食べるのに困りませんように」
「一生健康に育ちますように」
「一生丸く円満に」
といった願いを込めて行います。

一升餅の呼ばれ方は、地方によって様々。
「一生餅」「誕生餅」「立ち餅」「一歳餅」「餅踏み」「たったら餅」などなど。

一般的なお祝いの仕方は、一升(1.8kg)のお餅を風呂敷で包み、子供の背中に背負わせ、一人で立てるよう見守り、応援します。さすがに立って歩ける子供は少ないようで、たいていの子供は背負って這い這いするのがやっとのようです。
近頃は小さなリュックサックに入れて背負わせることも多いようです。

医学が発達した現在では生まれてきた子供が1歳まで育つのは当たり前の事のように感じてしまいがちですが、昔は赤ちゃんが無事に一年を過ごすことがとても大変だったそうです。

だから満一歳になった時には、親戚や近所の人、祖父母が集まって盛大にお祝いするようになったんですね。