先日、義父が長年趣味でやっている『万年青』(おもと)の全国大会 を掛川まで見に行ってきました~
たぶん、ほとんどの方は万年青なんて聞いたこともないし、知らないと思います。
私も全く知りませんでした
これが万年青・・・漢字が示すように、一年中緑をたもっていることから万年青というらしいです。
写真で見ると、なんとなく見たことある・・て方もいらしゃるかと思います。
なんで『おもと』って言うのかは、聞きそびれました・・・
ちなみに、この鉢は江戸時代の古伊万里だそうです
ここで江戸時代・・・と出てきましたが、徳川家康が大切にしていたそうで、静岡県の久能山東照宮にも描かれています。
義父は、家康検定もとって、万年青と家康についての講演などもやっています。
家康と万年青にのめり込んでいるようで、その為の勉強にはとても熱心に取り組んでいると、義母が言っておりました。
葉っぱの善し悪しはさっぱりわかりませんが、鉢が美しかったです
品評会に出す時は、この鉢も重要なんだそう・・・
こちらの鉢も江戸時代の物で、鉢の下の足が龍の頭になっていました。
丸まった種類の万年青と繊細な龍の模様
金屏風の前に飾られるのが栄誉だそう
今回の一番の作品
正直、よく分からない世界ですが、毎日水やりをし、丹精込めて作ったものが評価され、認められるのはとても嬉しいらしいです
義父はこの度、文化庁から表彰されることになりました
『万年青』の普及を評価されての事だそうで、全国で35人と1団体の中の一人、静岡県では一人、万年青でも初めてだそうです。
まあ~おめでたいことです
こういう趣味の世界って、まだまだ知らない世界がたくさんあるんでしょうね~~
一昔前、バブルのころは素晴らしい作品は結構なお値段が付いていたらしいです
万年青協会としては、若い人たちにも万年青の素晴らしさを伝え、残していきたいそうです。
普段生活している中では見る事もなかった万年青の世界
なかなか面白かったです