2024年5月24日午後

 

インド二日目にして、「思わぬ客引き」に絆されてクルタを買ってしまい、複雑な心境に加え45度を超える酷暑!

ラール・キラーとインド門の見物をしようかと思っていましたが、

経験したことのない暑さで疲労と判断力の低下を自覚します。

 

用事を済ませ、一旦ゲストハウスに戻ります。

 

https://tabisuruindo.com

 

アジャイゲストハウスを運営しているRoni Travelsのオーナー、ロニさんとは

別段、アポイントは持ってなかったのですが、

フロントデスク担当さんが、

「あなたが会いたがっていることを伝えている。オフィスにいるから入んなよ。」

ゲストハウスのロビー内にあるオフィス兼応接室に通してもらいました。

 

知人の紹介で来ましたと挨拶を交わし、歓迎してもらいました。

基本的には「○○さんの紹介で」と言うのは本意ではありませんが、ここは異国です。

無事に帰るためにもネットワークは大切です。

 

細かいニュアンスは伝わりにくいですが、

はっきりと、この旅で「何をやりたいか」「どこに行きたいか」リクエストを告げるとおおよそのことは応えてくれます。

予め、12GOや予約サイトで大まかなスケジュールは組んでいる旨を伝え、

Roni Travelsのサービスを利用しなくても嫌な顔はされません。

 

日本で予約をした内容に間違いがないかのチェックや、詐欺トラブルの相談にも乗ってくれます。

先ほどの、ドイツ系男のことも話をすると、

「おそらく顔見知りのところに案内して、制約したらリベートもらってると思う」と

教えてくれました。

 

インドってそう言うところなんだな…。

 

ロニさんは若い頃、日本に出稼ぎに来ていたらしく、

日本人が好きなようです。

「前世で日本に借金がある、そう思ってるんですよ」と言っていました。

こう言った感性も神様を近くに感じながら生きている彼らのマインドが窺えます。

ビジネスオーナーになるまでも、不動産屋に騙されたり、相当苦労されたようですが、

「お金はたくさん失ったけど、命とこの土地を神様が与えてくれた」と言うのも、とても印象的でした。

 

チャイをご馳走になりながら、決めきっていないスケジュールの相談をします。

私がオーダーしたのは、デリー散策のツアー。

 

オーナー直々に付き添いと案内をしてくれます。

英語が日常会話が普通にできる場合はスタッフをつけてくれるようですが、私の場合は

ロニさんがついてくれました。

 

デリー観光

終日コースを依頼しました。(終日なら20,000円、半日だと15,000円)

スラム街探検とインド門までの案内を依頼!

(これね、結局インド門は案内してくれなかった)

ツアーは予算が嵩みます。

ただ、解説付きで、一日拘束すると考えると妥当な値段帯なのかなと考えます。(相場知らんけど)

 

初めての経験です。

この先のプランを考えると全くの一人行動になるので、インドに馴染む意味でも、思い切ってオーダーしました。

 

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ポイント

ツアーの申し込みはお好みで。

高い!と思ったら断ってください。

我々が遠方の友人が訪ねてきたら、なんとなくの名所案内する感じのことしかしてくれないので、

同行者がいないと危険な区域以外は一人で行くことをお勧めします。

ツアーを申し込む際は、「名所巡りのただの観光は嫌だ」

と、わがままを言いましょう。

金額や内容が合わないと思ったら断りましょう。

 

自分の旅です。

 

ロニさんはなんとなくくみ取ってくれたようで、「スラム街なんてどうだ?」と提案してくれました。

(そうじゃなかったら断ってたかも)

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もう一つは、オートリクシャーの手配です。(600円くらい)

12GOで車両を予約する時に、寝台特急や、長距離の代位移動の際、

・デリー(オールドデリー)駅か

・ニューデリー駅か

しっかりと確認しましょう!

 

コレ要注意です。

デリー駅とニューデリー駅はかなり距離が離れているのと、

間違った場合。列車に乗せてもらえない可能性もあります。

ニューデリー駅は、アジャイゲストハウスから徒歩15分ほどの場所にありますが

デリー駅はかなり遠いです。

 

新宿駅・西武新宿や天王寺・あべの橋というわけにはいきません

 

さすが大陸!土地が広い!

 

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ポイント

ホテルに送迎を依頼した場合、タクシーやリクシャーの面が割れているのでボッタクリ被害のリスクは極端に減ります。

なぜなら、信用を失うと彼らは仕事を失うからです。

真っ当にお商売をしているドライバーをつけてくれるので安心です。

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暑くてヘトヘトで先のドイツ系男に振り回されてむかついた話をすると

「どうしてもっと強く断ラナイノ!?」

「向こうから声をかけてくる人は全部無視シテクダサイ!」

と言われました。

「治安は自分で呼び寄せるもの」

とも言われました。

 

インドはスリや強盗、置き引き被害が報告されています

が、

おかげさまで、怖い思いや危ない体験は『ほとんど』することなく無事に帰ってこれました。

 

どんなハプニングがあったかは、またの機会に書きたいと思います。

 

次回更新では、インド料理を紹介します。

また遊びに来てください!

 

 

くりーむそーだ