インドに入国したらまずは、
日本円をルピーに両替します。
インターネットやガイドブック「地球の歩き方」には
空港の両替はレートが悪いと書かれています。
ガイドブックでは、宿泊先や街の両替所で両替することを勧めています。
空港だと、1万円が7500~8000円くらいになります(たしか…)。
英語が苦手な私は、この時にしっかり両替しといたらよかったと、後に後悔しました。
カードが使えると書いているお店でも、「マシンが壊れている」「ネットワークが不調で」など
使えないお店が多いので基本、現金を持ち歩いていく方がいいと思います。
また、インドでは1cmでも破れている紙幣は使えないんです。
個人商店は、釣り銭を正確にくれるお店も少ない上に、正確にくれたと思ったら、敗れた紙幣を渡されることもあります。
街の両替所もです。
友人のたい〇〇くん(以下、たいちゃん)は現金を持ち歩かずクレジットカードや、電子決済をメインに、最低限の両替をしていました。
さすが!旅慣れてる彼はすごい!よく調べている!
個人的には、
空港は新しいキレイな紙幣を渡してくれるので、インドで使うお金は空港で用意しておくといいと思います。
節約も大切ですが、後のリスクを考えるとその方が楽で、
インドで「あぁ!持ち合わせがない!」というリスクが避けられます。
釣り銭の件も、インド経験者から聞いていたので、大きなお金を極力砕いてもらいました
(これもガイドブックやインターネットを調べると記載していることが多いです/個人商店では釣り銭がないことがあるので細かいお金を用意しておくといいです)。
入国審査の列で知り合った日本人の友人たいちゃんと共に空港内を散策。
彼がいてくれたおかげで、つたない私の英語をさらに英語で通訳してもらいつつ(笑)
ドラッグストアやドリンクショップに立ち寄ったり。
たいちゃんとは、宿泊先が近くでが同じニューデリー駅からは徒歩圏内。
また、お互い緊張しているのもあり、
二人で地下鉄でニューデリーまで移動することにしました。
空港の外に出ようとするも、案内板が少なくて困る…
見つけても愛想のない情報や最低限の記載のみでした。
慣れている人にとってはそれで良くても、我々にとってみては...。
海外経験豊富なたいちゃんも、「案内板が少ないですね…。」と呟くくらいでした。
ようやくメトロの連絡口を見つけて外に出ると、
40℃の世界が待っていました!
たいちゃんと声を揃えて「あっつぅ~!」
なんだこれは!
初めての匂いと熱気!
iPhoneに表示される天気アプリの温度計は、見たことない色をしていました。
気温は高いのですが、湿度がないので、ジトジトする感じはありませんでした。
それにしてもこれは暑い...。
たいちゃんは匂いに関して私ほど敏感ではなく、「匂いは感じない」としながらも、
「なんか喉が粉っぽいっつーか咳が出そうで出ない感じなんすよね」
やはり大気汚染は世界で問題視されるレベル。
且つ、大都市、首都デリーの交通量と人口。
出口に待ち構えていたのは
暑さだけではなく、オートリクシャー🛺による客引きが大勢いました。
インド行きを進めてくれた知人の女性からは、
・「空港から宿泊先までが一番の難所」
・「変なオートリクシャーに捕まって、ぼったくりに会う可能性が高い」
・「向こうから声をかけてくる人は信用するな」
空港での3つの鉄則を教わっていました。
お!早速きたか!(来たのは私たちですが…)
「フル無視決め込んでメトロの駅まで向かおう」と、たいちゃんと話し、
どれだけアプローチされても振り切って駅に向かいます。
しかし、意外にも声をかけてきたのは3人程度でした。
おそらく今はUberTAXIやOlaという配車予約アプリがあり、オンラインで予め予約ができるようになったためか、
カモにされることが少なくなったのかもしれません。
私が行った2024年現在は過剰な客引きなどは極端に横行している様子が少ない印象でした。
加えてデリーメトロという地下鉄が2002年に開通して以降、
インディラガンディー空港からニューデリーまでのアクセスはよくなり、
おそらくぼったくり被害は少なくなってきているのかも知れません。
安全に移動するには地下鉄がいちばん!
それでも客引きは多数いるので、無視を決め込まないとカモにされるので注意が必要です。
この国の詐欺師も忙しいので、
見込みのない商売よりも、なにか他の稼ぎ方を考えるのでしょう。
知らない国や土地に行く時は、「地球の歩き方」シリーズは本当にためになります。
名所の情報だけではなく、交通アクセスについてや、読者から寄せられた現地でのトラブルも記載があるので、
インターネットでは得られない情報があります。
あと、
おすすめしたのは、双葉社から出ている「バックパッカーズ読本」
旅に出るそれぞれの理由や体験などが書かれていて非常におもしろいです。
この本には「地球の歩き方インド」の編集者 松岡宏大さんのコメントも乗せられていて、
編集担当の松岡さんのコラム「ガイドブックに載っていない街へ行け」
この意味が後にわかるようになっていきます。
リンク貼ってますが、お近くの書店でも取り扱いがあると思います。
次回更新では
メトロやニューデリーのことを書きます。
ぜひ読んでください!
くりーむそーだ