びんぼう神様さま/高草 洋子
¥998
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エチカの鏡の中で紹介されていたので、購入して読んでみました。
絵が多く、挿入されていて、とても分かりやすい話ですが、とっても奥が深いです。

考えさせらます。

びんぼう神は人をびんぼうにさせて、苦しめることだけが自分の役割と思いこんでいたところ、住み着いた家の家族がそのびんぼうをありがたがります。ちいさい布団ひとつしか買えないから、家族が一緒に寝ることができる等々です。(ちょっとパレアナにも通じますね)

びんぼう神は最初、拍子抜けしてましたが、とうとう、なんとか、その家族にもよくなってもらいたいと思い始め、自分には何もできないと思い込み。その家を出て行くことを選択しました。

しかし、その家にやくびょう神が来てしまい、なんとか、追い払おうと思い始めます。

ほとけ様にも相談に行きます。ほとけ様はすべてを知っておられ、どんな人にもそれぞれの役割がある。と説かれます。


どんな環境にあっても、どんな過去と立場があったとしても、そこに役割があることを語っています。私は自分ももちろんですが、人を見る目がすこしだけ変わるような気がしました。