DI問題再びです。

Akima&NeosやAvalon U-5とかみたいなブリっと歪む感じのプリアンプ的な機能のついたDIがあるじゃないですかー。

んで逆にCountryman Type-85とかNeve DIとかのスーパークリーンでつまみとかない感じのDIもあるじゃないですか。

前者はアンプ→マイク回線の代用みたいな感じで使う感じになるんですかね。

後者はアンプとミックスする感じで。



前者の方は自分でも作ったりもしてるし結構好きな製品も多いんすよね。



後者の方は今までこれってゆーのが本当になくて。


CountrymanとかBossはライブハウスとかでもお馴染みな感じで良くも悪くも無いって感じかなー。なんかテンション上がることはない感じで。

Rupert Neveはちょっとカッコつけてる感じ?ハイのジョリジョリの下に少し谷がある感じな気がする。低いとこにも。ガッと出てるとこの付近に小さい谷を作ると出てるとこが強調される感じがある。

Radialは超流行ってるけど耐久性にかなり疑問がある。3個体断線経験してるからトラウマがやばい。音ははちょっとトランス臭いな。シリーズ全体を通してあんまり。

そんな感じで本当にどれも一長一短な感じでん〜って。

ところが状況が一変してめちゃめちゃ良いの出てきた。

TRIAL New Old-D.I.

これ本当に良い。
エフェクターメーカーのDIってイメージ悪かったけどこれは本当に凄い真面目な音がする。
ポイントは2つ

1.歪まない
最近だとシンベエフェクター使ったりアコギでブーストしたり直列エフェクトが増えて来たんでそれに耐えられるヘッドルームの確保は必須かと思いました。TRIALは本当に歪まない。実はこれがポイントで自分用に買いました。リファレンス用にライン直を聞いてギター本体の調整をするためです。

2.フィルター感がない
周波数特性的にデコボコしていない事が重要です。DIは性質的に後ろに必ずミキサーがあります。またベースもアコギも本体にEQ付いてるのが多いです。前後で十分に調整できるんで真面目系DIはそのまま出てくれて問題ないです。

この2点に置いて自分の中でお世辞抜きでベストです。


オススメの使い方を軽く

ベース1
真空管アンプでがっちり歪んだサウンドだとそのまんま使ってミックスして貰えばバッチリです。レンジが広いんでピック引きの方はピックノイズが気になるかも。その時はEQでシェルビングで少しだけ切ってもらいましょう。歪みが強い人はクリーンを混ぜるとグルーブが見えやすくなりますね。

ベース2
そんなに歪んでないアンプの人。
まんま繋ぐと少しだけ固すぎるかも。PAと相談しつつDI本体の-20dB PAD入れてアウトレベルを下げる。これによってミキサーのHA GAINをしっかりあげれるんで機種にもよりますがローが出てくる事も多いです。コンプとかもしっかり効いてきて少しだけ音楽的な癖が付いてこの方が扱い易いです。

アコギ
基本そのままでバッチリです。
ジャカジャカした感じよりアルペジオでしっぽりみたいな方がよりマッチするかも。
場合によってですが卓でローカット入れた方がいいかも。上の出方は最高です。

とりあえず自分用のをしばらくは鞄に入れてるんで試したい方は声かけて下さい。

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