皆さんおはようございます!

今日は000555-kunさんから頂いたリクエストの前編です!
リクエストありがとうございました!ウインク

...
更新頻度戻らなくて申し訳ないですm(_ _)m

免許は取れたのですが、他に優先してやらなければいけない事が多くて...

ゆっくりになってしまいますが
リクエスト必ず書くので安心してくださいね笑

それではどうぞ!

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1年生編


高校生になった私には、気になる女の子がいた


それは出身が大阪のため、関西弁がたまに混じっている小坂菜緒だ。


入学当初から1人だけ飛び抜けて可愛かった


クラスではすごい人気で、いつも小坂さんの周りには人が居たんだ。




そんな小坂さんと話すようになったのは
入学してから1ヶ月経った頃...


体育の授業でバスケをやった日だった。

小学校の頃からバスケをやっていた私に
先生が教えてあげて欲しいと、小坂さんの事を指さした為 ペアになって一緒にバスケをしたんだ。


その授業終わり、汗をタオルで拭きながら教室へ戻ろうとすると
後ろから小坂さんが声をかけてくれた。



「なあなあ、渡邉さんってバスケ上手いね!」


「そこそこだよ...それと美穂でいいよ!」


「じゃあうちの事も菜緒って呼んでな?」


「うん!」


「ずっと美穂と話したいと思ってたの!」


「私もだよ  菜緒すごい可愛いし!」


「ううん、美穂の方が可愛いよ...!」



菜緒を近くで見るとその可愛さについ見惚れてしまう

こんなに可愛いのに、菜緒は謙虚だし
きっと年上の素敵な彼氏がいるんだろうな·····



「美穂可愛いし彼氏とかおるやろ?」


「ないない!出会いなかったし...!」


「怪しいなあ」



菜緒の恋愛事情を考えていたら、嬉しいことに菜緒からその話題を振ってくれた。

これで自然に聞ける...!




「なんて言って、菜緒こそ居るんでしょ?」


「よく聞かれるんやけど、うち付き合ったことなことないの...」


「そうなの?なんか意外!」


「ふふ、それもよく言われる!」





そんな話で少し盛り上がっていたところ教室についてしまった


「菜緒これから沢山 話そう!」


「もちろん!美穂よろしくね!」



ちょっとしか話せなかったけど
これを機に、私と菜緒は仲良くなったんだ。







「ふーん美穂、菜緒ちゃんのこと好きなんだ?」


自席に着いたところで、前の席の愛萌が振り返り にやにやしながら私をからかった。


「そんなことないし!今日初めて話したんだよ?」


「そんな否定しなくたっていいじゃん...それに私は応援するよ!
バスケ馬鹿の美穂のこと!」


「最後のは要らないんじゃないかな 愛萌!」


「あはは、ごめんって!」



愛萌の背中を軽く叩きながら
文句を言っていた私の顔が少し赤くなっていた事に、私含め 誰も気づいていなかった·····