「河田さ〜ん!」


「彩花さん...?」


楽屋に入ってすぐリュックを背負ったまま河田さんに抱きつくのは

河田さんへの愛はメンバー1と言えるくらい溺愛している高本彩花だ。



「おはよ!」


「おはようございます!」


「今日も可愛いね!」


「彩花さんも可愛いです...!」


2人でそう言い合っていると思ったら、河田さんはいつもの様に 彩花の頬っぺにキスをする。


「河田さん好きー!」


満足そうな笑顔で彩花はもう一度河田さんに抱きついて、河田さんは照れながらも受け入れている。



「河田さん!」



2人の微笑ましい光景を見ていたら、少し遅れて楽屋に入ってきた史帆が慌てて河田さんの元へ駆けて行った。



「史帆さんおはようございます!」


「ちょっと彩花、そこどいてよ!」


史帆は彩花のリュックを掴んで引っ張る

だけど彩花はガッチリと河田さんに抱きついてるから、史帆の思い通りに離す事は出来なかったようだ。


「彩花 !河田さんの独り占めはダメだよ!」


「河田さんはもう私の みたいな感じだもん!」


また始まったよ...メンバーで河田さんを取り合うって言っても、ほぼこの2人だけなんだよね。


河田さんから離れた彩花は史帆の正面に立って、お互いを睨み始める。


そしてそんな2人をチラチラ見ているのが河田さんだ。


「ねえ河田さん!私と史帆どっちの方が好き?」


「そりゃ私でしょ!」


「彩花な訳ないじゃん!」


2人してリュック背負ったまま何してるのほんと...

そんな質問に 河田さんは頬を膨らませて困っている。


「ねえ久美、河田さんを助けに行ってきなよ!」


隣に座っていた 紗理菜がそんな提案を私にした。

まあ確かにキャプテンとして助けたい気持ちは山々だけど

あそこに行ったら睨まれるの確定なんだよな...


「でもまあ、今回だけね...」


紗理菜のウィンクに見送られ私は静かに河田さんの背後につけた。

2人が睨み合ってるうちにと...


「河田さんこっちー!!」


「久美さん...!?」



私は河田さんの手を引いて、楽屋の外へと向かう


「ちょっと久美!まさかあんたまで!」


「河田さん待って...!」


2人のそんな声は聞こえないふり。

私は曲がり角で止まって、手を離す。


「急にごめんね、あの二人相変わらず凄いね。」


「でも、嬉しいです...!」


なんて満面の笑みで言うものだから、ほんと良い子なんだよね。


私は自然と河田さんの頭を撫でた。


「私 皆のこと大好きです...!もちろん久美さんも!」


そう言って、私の頬っぺにも河田さんはキスをする。

河田さん本当に皆にするんだよね。


今の場面誰にも見られてなきゃいいけど...











おはようございます!クリームです!

今回投稿したのは
HINABINGOが神すぎて書きたくなった小説というか、妄想というか...


タイトル通りですね笑


読んでくださった方ありがとうございました!



...雑談

河田さんの笑顔がほんと好きです...

さあ皆さん 河田さんの笑顔に殺されましょう(?)


クリーム